北海道の鉄道風景に合うクラシック音楽
当ページでは、管理人の趣味の一つ、クラシック音楽の世界から、独断と偏見に満ちた「北海道、そして鉄道の風景にふさわしい音楽」を選んでみた。3つのカテゴリで、それぞれ10点選んでみましたので、興味のある方はご覧ください。 |
北海道の廃線跡の風景によく合う曲 10 北海道に廃線跡は無数にある。そして、石炭産業や林業といったかつて盛んだった産業活動に関係しているものが多い。そのため、廃線風景は、周囲の産業遺産や廃墟とあいまって一連の風景を形作る。これらは、エネルギー的には安定した風景だ。かつての栄華の痕跡を残しながらも、風景はその栄華の前の「自然」に、静かに戻ろうとしている。 そんな廃線跡に似合う音楽は、情熱的なものでも、熱く胸を焦がすものでもなく、どこか遠視点的で、淡々としながらも、ふとその無類の美しさに気付かされるようなものだと思う。 |
1) ブラームス クラリネット・ソナタ 第1番 ヘ短調 op.120-1 から 第2楽章 | |
ブラームスの晩年の作品はよく枯淡と形容されるが、その節々に回顧的で過ぎ去った時間に思を馳せるような情緒がある。クラリネットの柔らか味のある響きとあいまって、淡い情感が映える。人知れずそっとたたずむ廃墟に巡り合った瞬間に、廃墟の記憶が、この旋律に乗って、幻を見せてくれそうな気がする。
推薦盤 クラリネット:ラファエル・セヴェール ピアノ:アダム・ラルーム Mirare MIR250(輸入盤) |
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2) モーツァルト クラリネット協奏曲イ長調K.622 第2楽章 | |
廃線跡とクラリネットの音色は良く合う。モーツァルトのこの名曲を改めて挙げよう。高貴さを湛えた甘美さがある。モーツァルトの作品群の中では、ちょっと異質な風合いを持っていて、かつてはモーツァルトの作品ではないのではないか?と考えられたこともあるそうだけれど。夏草の中を延びる築堤を眺めながら聴きたい。古楽器であるバセット・クラリネットを用いた演奏を推薦盤にしておこう。
推薦盤 バセット・クラリネット:エリック・ヘブリック フランス・ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラ DECCA 480 0180(輸入盤) |
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3) フォーレ レクイエム 第4曲 ピエ・イェズ | |
美しい鎮魂の独唱は、炭鉱の町並みによく合う。清澄で、感傷的になり過ぎず、しかし世界をいつのまにか覆い尽くすような、自然の摂理を感じさせる音楽だ。推薦盤は独唱にカウンター・テナーを起用した一枚を挙げる。
推薦盤 カウンターテナー:フィリップ・ジャルスキー パーヴォ・ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団 Virgin 0884702 (輸入盤) |
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4) エヴァンス ピース・ピース | |
ビル・エヴァンス初期の傑作。最近はクラシックでも取り上げられるようになった。廃線の世界が醸し出す淡い情緒、自然に帰るという長い変化の過程にある不思議な安寧。そのゆっくりと過ぎる時間の背景に、静かなピアノのナンバーが流れるのも悪くない。
推薦盤 ピアノ:シャニ・ディリュカ Mirare MIR239 (輸入盤) |
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5) ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番ハ短調 op.18 第2楽章 | |
この有名な曲にいまさら何を付け加えよう。しかし、この第2楽章の冒頭、弦の暖かい導入部を経て、ピアノが静かに4連符を刻み始める瞬間、静かに波紋が広がる様に世界の沈静化を導く。冬の雪がしんしんと降る中で見る廃線跡にもよく合うだろう。
推薦盤 ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ ベルナルト・ハイティンク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 ユニバーサル POCL-5153 |
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6) プーランク モンパルナス | |
どこか詩的な情緒を感じる廃線跡もある。何か、人の営みを想起させるような駅跡、そこに残っている花壇の後。そんな風景を見ていると、なぜかプーランクの瀟洒な歌曲の世界を想うことがある。高い青空を、雲が過ぎてゆく。そんな廃線跡にぴったり。 推薦盤 ソプラノ:フィリシティ・ロット ピアノ:パスカル・ロジェ LONDON POCL-1805 |
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7) ブラームス 3つの間奏曲op.117 第2曲 変ロ短調 | |
晩年のブラームスの作品は、廃線跡によく似合う。憧憬、回顧といった感情が交錯する音楽なのだろう。それは廃線跡をみて美しいと感じるときの情動に近いものがあるからだ。この曲も、抜群の相性だ。 推薦盤 ピアノ:ラドゥ・ルプー ユニバーサル UCCD-50081 |
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8) サティ 3つのジムノペティ | |
ブラームスよりも、もっと情感を薄めた環境音楽っぽい方が合うかもしれない。それなら、王道中の王道だけど、サティのジムノペティを挙げよう。どんな描写にもマッチするこの曲を挙げるのは、安全策過ぎるけど、合わないわけがないのだから。 推薦盤 ピアノ:ジャン・イヴ・ティボーデ ユニバーサル UCCD-1067 |
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9) ショパン 子守歌 変ニ長調 op.57 | |
ショパンが晩年に1曲だけ書いた「子守唄」は、世に数ある子守唄の中で、もっとも高貴な響きに満ちた作品だ。その音楽の風情は、ふとした折、「自分も年をとったな」と感じ、ひととき子供時代のことにおもいを巡らしているかのよう。廃線跡が醸し出す情感にもピタリと重なる。夜のソノリティの中、透明なタッチが輝く。
推薦盤 ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ デッカ 466708 |
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10) アルベニス 組曲イベリア第1巻より 第1曲「招魂(エヴォカシオン)」 | |
もうちょっと廃線跡に情緒的な色付けを楽しんでもいいかもしれない。少しラテンの明るさをもって、それでもはしゃぎ過ぎず、描写的な味わいを損なわず。このアルベニスの1曲は、そんな雰囲気を持っている。 推薦盤 ピアノ スティーブン・ハフ Hyperion CDA67565 (輸入盤) |
北海道の冬の車窓に合う曲 10 冬の車窓、と書いてみたけど、冬の車窓といったって色々ある。外は雪雲が垂れ込めているのか、晴れやかな青空なのか、山の中を行くのか、海岸を行くのか、特急列車なのか、普通列車なのか。しかし、いずれにしても冬の景色というのは、雪が覆う白を中心とした視界と、寒さの伝わる凛とした風景に共通項がある。そういった情景に相応しい音楽を選んでみた。 |
1) デュパルク 旅への誘い | |
これは重く垂れこめた雪雲から、ちらちらと雪が舞い始めた、冬の初めに相応しい一曲だろう。迫ってくる長い冬に、人は時に重い気持ちになるのかもしれない。しかし、その美しい光景、特に白い雪と日の光が絶妙のコントラストを見せる瞬間は、得難い旅情を感じるものだ。一人旅への出立を誘う音楽。 推薦盤 バリトン:カミーユ・モラーヌ ピアノ:リリ・ビアンヴニュ Philips UCCP-9378 |
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2) ラウタヴァーラ カントゥス・アークティクス(鳥とオーケストラのための協奏曲) | |
北海道の鉄路では、ときどきいつ果てるのだろうか?と思うような広大な景色に遭遇する。確かにこの先に町があるのだ、と思っても、あまりに目の前に広がる自然が大きすぎて、不安になり、何かで、確かにこの先に町があるのだ、ということを確認したくなる。そんな人を不安にさせるほどの自然が描かれた音楽だと思う。推薦盤には、北極圏で採取された鳥たちの声も入っている。
推薦盤 ハンヌ・リントゥ指揮 ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団 Naxos 8.55 4147(輸入盤) |
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3) フィリップ・グラス ウィチタ・ヴォルテックス・スートラ | |
旅は暖かさをも伴う。窓の景色は厳しい冬であるが、車内は暖かく、時に微睡み、ふとまた顔を挙げると広大な雪景色が広がっている。それは旅の楽しみでもある。グラスのミニマル・ミュージックの中でも、暖かく豊かな楽想が息づいたとても親しみやすい曲。心地よい繰り返しの中で、様々なことに思いを馳せることが出来そうだ。 推薦盤 ピアノ:ヴァレンティーナ・リシッツァ DECCA 4788079(輸入盤) |
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4) フランク 前奏曲、フーガと変奏 | |
冬は静かだ。人々の活動範囲が小さくなる。夜の訪れも早い。そして、積もった雪は、多孔構造により音を吸収する。列車がすぐ近くを通っても、驚くほど音は響いてこない。「雪は七難を隠す」という言い回しがあるが、それは視覚的なものだけでなく、聴覚的なものも含めて、雪が五感に関わる様々なものを覆い尽くすからだ。大気中の粒子までが取り払われて、空気は澄み切る。すべてが清浄な世界になったとき、そこに宗教的な荘厳さがあらわれてくる。パイプオルガンの美しい響きとともに、その世界に一層深く入っていく。 推薦盤 オルガン:ジャン・ギユー Brilliant classics 92282(輸入盤) |
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5) シベリウス 交響曲第1番 ホ短調 op.7 第2楽章 | |
北欧フィンランドの作曲家、シベリウスの音楽には、北海道の風景に通じる響きが多い。いろいろあるけれど、一つ代表させるなら、第1交響曲の第2楽章を挙げよう。悠々たる時間の流れ、スケールの大きな自然に静かに囲まれた世界。雲と雪、山と谷の世界を巡るような音楽だ。 推薦盤 ウラディーミル・アシュケナージ指揮 ロイヤル・ストックホルムフィル Exton OVCL-00279 |
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6) ハイドン 交響曲 第82番 ハ長調「熊」 第4楽章 | |
快活に雪煙を上げて突き進む列車も楽しい。冬のリゾート列車で、ニセコや富良野、トマムなど、世界有数の良質なゲレンデに出かけたい。天気が良ければ言うことなし。曲はハイドンの「熊」。熊たちは冬眠しているので、冬場に出会うことはないけれど。情緒的にならず、アグレッシブな冬を楽しむならこの曲など絶好でしょう。
推薦盤 ブルーノ・ヴァイル指揮 ターフェルムジーク・オーケストラ Sony 88697480442(輸入盤) |
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7) チャイコフスキー 交響曲 第1番 ト短調「冬の日の幻想」 op.13 第2楽章 | |
こちらもタイトルズバリの音楽。安直だけれど、このチャイコフスキーの初期の交響曲は瑞々しくて魅力的。ロマンティックな冬の描写も、この作曲家の感性をよく反映している。管理人が好きなのはなんといっても第2楽章。いささかメランコリーだけれども、たっぷりとした情感を含んだ、しかし透明感を失わない旋律が、背景との明瞭な距離感を持ちながら、壮大に盛り上がっていく。自然の偉大さを感じさせてくれる。
推薦盤 マリス・ヤンソンス指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 CHANDOS CHAN 8402(輸入盤) |
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8) メンデルスゾーン 交響曲 第3番イ短調 「スコットランド」 op.56 第1楽章 | |
この曲を初めて聞いたときに、管理人は北国の冬の、さびしい海岸をイメージした。実際、スコットランドというタイトルがある通り、メンデルスゾーンの描写性には、そのような題材も反映されたのかもしれない。冬の海の厳しさは、一言では言い尽くせない。荒々しさを備えた音楽の起伏は日本海を思わせる。札幌小樽間の冬の日本海の風景も、この楽曲が良く似合う。。 推薦盤 クリストフ・フォン・ドホナーニ指揮 ウィーンフィルハーモニー管弦楽団 DECCA 4782366(輸入盤) |
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9) プッチーニ 歌劇「トゥーランドット」から 「誰も寝てはならぬ」 | |
時に奇跡のような美しい風景に巡り会うことがある。宗谷線、抜海駅を出て、日本海を望む断崖上に至る瞬間、天候に恵まれれば、海上に利尻富士の優美にして峻嶮な姿を見ることが出来るだろう。まさに最果ての旅のクライマックスに相応しい。この1曲が鳴るにも相応しい。 推薦盤 テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ DECCA 4785944(輸入盤) |
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10) チャイコフスキー バレエ音楽「くるみ割り人形」から 「冬の松林」 | |
美しすぎる雪景色は、時に童話的な情景をもたらす。木々に降り積もった雪、霧氷で輝く林、そんなこの世のものとは思えない不思議な美しさに、この曲がぴったりくる。少し古いけど、オーマンディの録音を挙げたのは、「冬の松林」に続いて演奏される「雪片のワルツ」で、通常児童合唱が受け持つ旋律を2本のトランペットで演奏しているところが気に入っているから。2曲まとめて童話的で楽しい冬の描写だ。
推薦盤 ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団 RCA BVCC-38117 |
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番外編)伊福部昭 交響的音画「釧路湿原」 | |
そのものズバリな1枚。北海道が生んだ大作曲家、伊福部昭が故郷釧路でラムサール条約会議が行われる際に、釧路湿原を紹介する映像作品のために書かれた音楽。やはり道東で聴きたい。伊福部ならではの乾いた情感と、自然畏怖的な音が聞こえる。異色の1枚として紹介したい。 推薦盤 大友直人指揮 新星日本交響楽団 Fontec FOCD9057 |
北海道の夜に合う曲 10 夜を描写した音楽は多い。ナハトムジーク、ノクターンをはじめ、夜の描写は音楽の格好の題材だ。しかし、ここでは、楽曲の形式に寄らず、どこか北海道の夜の雰囲気に通じる音楽を集めてみた。北海道の夜、特に地方の夜のは、真の闇が支配する世界だ。しかし、それゆえの満天の星空は、一度見たら忘れられない。暗い中を走る列車から、車窓を見るのは難しいけれど、車内から漏れる光で浮かび上がる近景や、遠くの家屋の光をしばらく見つめているのは、それはそれで一興だ。そんな、長い時間の中で、胸に去来する音楽たちを集めてみた。 |
1) ペルト 鏡の中の鏡 | |
この音楽を聴いていると、身の回りのすべての事象が沈静化していくのを感じる。まるで、1人で透明な青い夜の世界にたたずんで、無人の風景の中、ただ時の流れるままに、月や星の運行を眺めているようだ。澄み切った空気の冷気に触れながら、ただ、何も起きることのない、果てしない時間の中で。標高800mの山中で、森に囲まれた神秘の湖、然別湖の夜を連想する。 推薦盤 ヴァイオリン:ベンジャミン・ハドソン ピアノ;ユルゲン・クルーゼ BRILLIANT CLASICS BRL9170(輸入盤) |
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2) スクリャービン 24の前奏曲op.11から第11番 | |
長さを感じさせる冬の夜は、人に考える時間を与えてくれる。急ぎ足の日々から、ふと隔絶した瞬間を感じさせるときがある。そんな瞬間に、どこからか聞こえてくるのは、このような音楽かもしれない。
推薦盤 ピアノ:ユジャ・ワン GRAMMOPHON 4790052(輸入盤) |
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3) ブラスコ・デ・ネブラ ピアノ・ソナタ 第1番 ハ短調 第1楽章 | |
北海道の大地に雪が降ると、世界は一気にモノトーンになる。大地も山も白で覆われる。そして、陽がおちてゆくと、針葉樹の幹や葉も、辛うじて湛えていた色合いを、黒に一層近づけていく。究極の無彩色の世界には、単調な、しかし純粋で透明な音楽が似合う。中世スペインの作曲家、ネブラの作品で、現在まで残るものは少ないが、発見されたものの多くは修道院で眠っていたという。この楽曲の雰囲気は、そんな作品自身の持つ背景を、自ら表現しているかのようだ。
推薦盤 ピアノ:ハビエル・ペリアネス harmonia mundi HMC902046(輸入盤) |
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4) ガブリエル・デュポン ピアノ曲集「療養の時」から第4曲「雨の歌」 | |
夜が星空のときもあれば、雨が降り続けることもある。北海道は長雨は少ない。しかし、夏でも昼夜で寒暖の差があって、夜になって雨が落ちることはたびたびある。屋根に響く雨音の下で聴く音楽は、癒しの響きに満ちている。 推薦盤 ピアノ:エミール・ナウモフ Saphir LVC1097 |
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5) コダーイ エピグラム | |
こちらも、雨、もしくは雪の夜に聞きたくなる音楽。静謐さ、単調な物憂げさを、作曲家練達の手法で表現したチェロとピアノのための音楽。作曲家の地元ハンガリーの名チェリストと名ピアニストの演奏が気に入っている。 推薦盤 チェロ:ペレーニ・ミクローシュ ピアノ:ヴァーリョン・デーネシュ HUNGAROTON HCD 32196~98 (輸入盤) |
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6) ドビュッシー 映像第1集 第1曲「水の反映」 | |
風景にマッチする曲、となると印象派の楽曲は高い適性を示す。どれもが、純音楽的な客観性を保っていて、必要以上に聴き手のこころを揺さぶらない距離感が、静物画を思わせる。ドビュッシーのピアノ曲なんか、どれだって素晴らしいのだけれど、代表的な1曲を選ぶなら「水の反映」。水の描写であるが、私は夜が更けるごとに姿を現して、やがて空を埋めてゆく星たちの描写にも思える。 推薦盤 ピアノ:マルカンドレ・アムラン Hyperion CDA67920(輸入盤) |
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7) シューベルト 歌曲集「美しい水車小屋の娘」から 第16曲「好きな色」 | |
シューベルトの歌曲で、夜の描写と言うと、「セレナーデ」があまりにも有名だけれど、ここで取り上げるには旋律が濃厚過ぎるだろう。北海道の夜は、深いけれども透明な淡さがある。そういった情緒を引き出しているのは、むしろこの「好きな色」ではないだろうか。別に夜の歌ではないのだけれど、夜の雰囲気を湛えた1曲だと思う。
推薦盤 バリトン:トーマス・クヴァストホフ ピアノ:ユストゥス・ツァイエン GRAMMOPHON 4742182(輸入盤) |
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8) プロコフィエフ バレエ音楽「ロメオとジュリエット」から「ロメオとジュリエットの別れ」 | |
ロメオとジュリエットの別れのシーンも夜。当然だから、音楽も夜の気配が漂う。プロコフィエフの秀でた抒情性、描写性が一つの頂点を示した傑作曲だ。後半からのダイナミックな起伏も雄大。そして、立ち込めた香気が去り、夜の世界に戻る音楽は、一時の夢を思わせる。 推薦盤 ウラディーミル・アシュケナージ指揮 シドニー交響楽団 Exton EXCL87 |
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9) スクリャービン ピアノ・ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 op.23 第3楽章 | |
長い夜の時間は、様々な空想が飛躍する時間でもある。それはとても儚い。ちょうど、このスクリャービンの第3ソナタ、第3楽章が、ときとしてとりとめのない連続的な美を示すように。 推薦盤 ピアノ:ウラディーミル・アシュケナージ DECCA 4529612 (輸入盤) |
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10) ショパン 夜想曲 第19番 ホ短調 op.72-1 | |
最後に夜を描いた音楽の王道ジャンル、「夜想曲」から1曲挙げよう。迷ったけれど、ショパンが若いころに書いた19番を、たっぷりした余韻で弾いたザラフィアンツの演奏で挙げておこう。中後期の傑作群より、この曲の率直な謙虚さに魅力を感じるときもある。甘美な夢の世界と、しめやかな夜の世界の双方を感じる1曲だ。
推薦盤 ピアノ:エフゲニー・ザラフィアンツ ALM ALCD7145 |
当サイトは北海道の鉄道に関する写真公開・情報整理を目的としているが、唯一当ページだけ、管理人のクラシック音楽に関する趣味とからめていている。時折、当ページのリンクの関係で、クラシック音楽に関しても、何か趣味発信されては、というお話もいただく。そこで、当ページで一つお遊びを披露してみようかと思う。お題は「名曲300を選ぶ」である。実は、このお題、高名な評論家である吉田秀和氏が著書にまとめたもので、現在文庫本でも入手可能となっている。吉田氏の選曲は、さすがと思えるほどの知識とエスプリを背景としたもので、それに対抗できるよしが自分にあるわけもないのであるが、素人でも情報発信できるこの時代、せっかくなので、「もし、自分に同じお題が与えられたら」という設定で300曲を選んでみたい。 ところで、難しいのは「名曲」の定義である。ウィキペディアでは「一度は聴いておきたい作品、教科書に載っている作品」とあるが、吉田氏の場合、かなり独創的なものを含んだ、自分の思うところの、という部分に比重をかけた選曲であった。そこで、管理人も、私なりに、自分の感性で一応納得できる300曲選びということで、定義にはそこまでこだわらないこととした。 以下、作曲者の出生年順番に挙げていこう。この場合、誰の作品からはじめるのか、というのが最初の難題である。シャンスリエ(Philippe le Chancelier 1165-1213)、マショー(Guillaume de Machaut 1300-1377)、デュファイ(Guillaume Dufay 1400-1474)、ジョスカン・デプレ(Josquin Desprez 1440-1521)、パレストリーナ(Giovanni Pierluigi da Palestrina 1525-1594)など、いずれも美しい古楽を残しているが、私見で、ある程度名曲と呼ぶにふさわしいなんらかの要素や代表性を感じさせるものを選ぼうと探してみると、まずモンテヴェルディ(Claudio Monteverdi 1567-1643)から始めるのが妥当に思えた。その代表作として、管理人が選ぶなら、やはり「聖母マリアの夕べの祈り」【1曲目】 としたい。もちろん、アーノンクールの名を高めた「オルフェオ」であってもいいのだけれど、全曲収録に2枚を要す「聖母マリアの夕べの祈り」は、その規模、内容ともにオルフェオを凌ぐと思う。同時代のプレトリウス(Michael Praetorius 1571-1621)から「クリスマスミサ」【2曲目】が現在ではいくつか録音もあって、やはり優れた作品だと思う。フレスコバルディ(Girolamo Frescobaldi 1583-1643)では「音楽の花束」【3曲目】が素敵な曲だ。テンポの揺れに近代へつながる感覚をもたらした人で、そのオルガンの用い方も見事なものだ。次いで、私の趣味と言われればその通りなのだがビーバー(Heinrich Ignaz Franz von Biber 1644-1704)の「ロザリオのソナタ」【4曲目】は外したくない。ロザリオのソナタは15の「ソナタ」と1つの無伴奏「パッサカリア」からなるヴァイオリン曲であるが、弦楽器を曲毎に調弦するスコルダトゥーラ(scordatura)が用いられた象徴的な作品だし、末尾の無伴奏のパッサカリアの神々しさは忘れがたい。次いであまりにも有名なパッヘルベル(Johann Pachelbel 1653-1706)の「カノン」を【5曲目】とする。管理人個人の思い出で恐縮だが、自分の結婚式の入場で使用した曲なので、外すわけにはいかないですね。 もうすこし古楽を続けます。コレッリ(Arcangelo Corelli 1653-1713)からは、「ソナタ ニ短調 ラ・フォリア」【6曲目】にしよう。クリスマス協奏曲ももちろん悪くないのだけれど、旋律の魅力も手伝って、ラ・フォリアを選ぶ。パーセル(Henry Purcell 1659-1695)からはイギリス歌劇の最高傑作といって良い、「歌劇 ディドーとエネアス」を【7曲目】とする。ギターを含む編成、ディドー以外すべて女声などの設定とともに、バロックの緊密さを伴う優れた美しさがある。クープラン(Francois Couperin 1668-1733)からも一つ選ぶ必要があるだろう。鍵盤音楽の始祖的存在として、「クラウザン曲集 第2巻」【8曲目】とする。【9曲目】は順当にヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi 1678-1741)の「合奏協奏曲 四季」を選んでおく。ヴィヴァルディ作品から、複数を選んでもいいのだけれど、知名度で抜けた存在になってしまった「合奏協奏曲 四季」と敢えて並列する次席を選ぶのは難しく、1曲のみとした。 次に進んで、ラモー(Jean-Philippe Rameau 1683-1764)からは、どの作品を選ぶか迷うところだけれど、当時のフランスの学究性を感じさせる「新クラヴサン組曲 イ調」を【10曲目】とするのが、ふさわしく思える。なお、リュリ(Jean-Baptiste Lully 1632-1687)、ブクステフーデ(Diderik Buxtehude 1637-1707)、マレ(Marin Marais 1656-1728)、クーナウ(Johann Kuhnau 1660-1722)、ルベル(Jean-Fery Rebel 1666-1 747)、マルチェッロ(Alessandro Marcello 1669-1747)、アルビノーニ(Tomaso Albinoni 1671-1751)、リテレス(Antonio Literes 1673-1747)、テレマン(Georg Philipp Telemann 1681-1767)、スカルラッティ(Domenico Scarlatti 1685-1757)らは、代表曲が難しかったり、あるいは、名曲性で個人的にやや疑問があったりということで、割愛させていただいた。 ここで、いよいよ音楽の母そして父と呼ばれる二人が登場する。まず、ヘンデル(George Frideric Handel 1685-1759)であるが、いろいろ考えたのだけれど、最終的に「水上の音楽」【11曲目】と「オラトリオ メサイア」【12曲目】の2曲に集約することとしたい。他に「王宮の花火の音楽」「オルガン協奏曲」「ヴァイオリンソナタ」「サウル」などあるが、選んだ2曲が代表的存在であると思う。 次いで難しいのがバッハ(Johann Sebastian Bach 1685-1750)である。バッハの場合、その生涯に渡って無数と言える作品を書き、それらの多くが人類最高と言って良いほどの完成度を持っているので、そこから果たして何曲選ぶべきなのかも難しいし、下手をしたらバッハだけで、300曲の半分くらい埋まってしまうかもしれないのだが、そこはバランスと好みで、以下を選んだ。まず「管弦楽組曲 第2番」【13曲目】、そして協奏曲は「ピアノ協奏曲 第1番」【14曲目】と「ヴァイオリン協奏曲 第1番」【15曲目】に代表させた。クラヴィーア曲はなお難しいが、「平均律クラヴィーア曲集 第1巻」【16曲目】、「イギリス組曲 第3番」【17曲目】、「イギリス組曲 第6番」【18曲目】、「パルティータ 第2番」【19曲目】、「ゴルドベルク変奏曲」【20曲目】、「半音階的幻想曲とフーガ」【21曲目】、「フーガの技法」【22曲目】とした。「フーガの技法」はクラヴィーア曲ではないかもしれないが、録音の多くは鍵盤楽器で行われるので、かような分類で記した。さらに独奏楽器のための作品として、「無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番」【23曲目】、「無伴奏チェロ組曲 第1番」【24曲目】、「トッカータとフーガ ニ短調 BWV565」【25曲目】、「幻想曲とフーガ ト短調 BWV542」【26曲目】をランクインさせることとしたい。人によっては、イギリス組曲、パルティータ、そして選外としてしまったフランス組曲からどの曲を選ぶのかは意見が異なって当然だが、特に自分の愛聴する作品で、一般に評価も高いであろうものを選んだ。「音楽の捧げもの」も名品だが、存在が近い「フーガの技法」を包括的な意味合いで代表させることにする。バッハの宗教曲はたくさんある。しかし、個人的には、バッハの楽曲群の中にあってカンタータなどの声楽を伴う宗教曲は、数が多い上に、器楽曲に比べて、やや完成度が下回る思いがあるので、乱暴ではあるが、「マタイ受難曲」【27曲目】1曲を選んで代表とすることにする。ペルコレージ(Giovanni Battista Pergolesi 1710-1736)の「スターバトマーテル」【28曲目】は、最初300選に入れていなかったが、一通り選んだところ、数枠余剰があったことを踏まえ、やはり捨てがたい佳曲なので、加えることとした。なお、申し訳ないが、グルック(Christoph Willibald Gluck 1714-1787)は割愛する。 バッハと周辺年代の選考を終えると、古典楽派となる。まず、ハイドン(Franz Joseph Haydn 1732-1809)であるが、「交響曲 第104番 ロンドン」【29曲目】の他は、いろいろ考えたのだけれど、最終的に弦楽四重奏曲3曲としたい。すなわち「弦楽四重奏曲 第77番 皇帝」【30曲目】、「弦楽四重奏曲 第78番 日の出」【31曲目】、「弦楽四重奏曲 第79番 ラルゴ」【32曲目】である。そして、管理人の好きなクレメンティ(Muzio Clementi 1752-1832)作品から、「ピアノ・ソナタ ト短調op.34-2」【33曲目】を選ぶこととする。ヴァンハル(Johann Baptist Vanhal 1739-1813)、ボッケリーニ(Luigi Boccherini 1743-1805)、サリエリ(Antonio Salieri 1750-1825)、ブラスコ・デ・ネブラ(Manuel Blasco de Nebra 1750-1784)は割愛させていただく。 さて、天才モーツァルト(Wolfgang Amadeus Mozart 1756-1791)である。これも、結論ありきで楽曲を挙げていこう。交響曲からは「交響曲 第35番 ハフナー」【34曲目】、「交響曲 第38番 プラハ」【35曲目】、「交響曲 第39番」【36曲目】、「交響曲 第40番」【37曲目】、「交響曲 第41番 ジュピター」【38曲目】の5曲。そして、「ディヴェルティメント K136」【39曲目】、「セレナーデ 第9番 ポストホルン」【40曲目】、「セレナーデ 第13番 アイネクライネナハトムジーク」【41曲目】を加えよう。交響曲では第36番は捨てがたかったが、上記5曲がそれを上回る傑作と思う。セレナーデ「グラン・パルティータ」を選外とすることも、やや不本意ではあるが、名曲300としてはポストホルン、アイネクライネを選ぶことが妥当に感じられる。 モーツァルトの協奏曲では、「ピアノ協奏曲 第20番」【42曲目】、「ピアノ協奏曲 第21番」【43曲目】、「ピアノ協奏曲 第24番」【44曲目】、「ヴァイオリン協奏曲 第5番」【45曲目】、「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」【46曲目】、「フルート協奏曲 第1番」【47曲目】、「クラリネット協奏曲」【48曲目】、「オーボエ協奏曲」【49曲目】を挙げることにした。初期のヴァイオリン協奏曲を持ち出すなら、ピアノ協奏曲の例えば第23番や第26番、第27番など選んでもいいのだけれど、ここでも、迷った場合は「自分の300選」である手前、自分の愛好する度合いを優先させた。ホルン協奏曲は次点といったところか。 モーツァルトの他の作品では、まず室内楽で、「弦楽五重奏曲 第4番」【50曲目】、「ピアノと管楽器のための五重奏曲」【51曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第28番」【52曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第34番」【53曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第42番」【54曲目】を選ぶ。モーツァルト作品において、弦楽四重奏曲においては、捨てがたい佳曲はもちろん多いものの、私見では他のジャンルの作品が魅力で上回っていると考え、1曲も選ばなかった。むしろ、弦楽五重奏曲 第3番、フルート四重奏曲 第1番、ピアノ四重奏曲 第1番などを割愛することの方が悩ましかったが、別個に比較しつつ上記の通りとした。ヴァイオリンソナタからどの曲を代表させるのかも悩むところであるが、日本では、まず第34番というのが大方の趨勢であり、管理人も同意する。あと人気曲の第28番、後期の典雅を示す第42番の3曲で代表できるだろう。さらに、ピアノソナタも悩ましいが、あまりにも有名な「ピアノソナタ 第11番トルコ行進曲付」【55曲目】がその代表とするのにふさわしいだろう。この曲と、ピアノソナタ第8番、それに第15番とを併せて、「3大ソナタ」と呼ばれることもあるが、他は割愛させていただく。「レクイエム」【56曲目】は外せない。歌劇からは、3大歌劇のうち、個人的好みで、中間部が渋い「ドン・ジョヴァンニ」を除く形で、「フィガロの結婚」【57曲目】、「魔笛」【58曲目】の2曲を挙げて、以上、モーツァルトから25曲がランクインしたことになる。バッハの16曲を大きく上回ってしまったが、楽曲のヴァラエティーの広さによるもので、その数で両者の価値を比較するような意図はない。 出生年順というルールで挙げていくと、モーツァルトの後は、すぐにベートーヴェン(Ludwig van Beethoven 1770-1827)となる。不思議なことに、モーツァルトが生まれた1756年と、ベートーヴェンが生まれた1770年の間に、めぼしい作曲家は出生していない。この期間の音楽の神の祝福は、この二人に集中したのだろうか。 ベートーヴェンもまた、あまりにも人類の芸術史を代表する傑作が多いので、質が豊か過ぎて、選ぶのが難しいということになる。しかし、まずは交響曲では、いずれもクラシック音楽を象徴する作品として「交響曲 第3番 英雄」【59曲目】、「交響曲 第5番 運命」【60曲目】、「交響曲 第6番 田園」【61曲目】、「交響曲 第7番」【62曲目】、「交響曲 第9番 合唱付」【63曲目】としたい。いささか穏当すぎて面白くないし、もちろん9曲の交響曲すべてが傑作であり、第2番、第4番など選外とするのは惜しいのだけれど、全曲選ぶのでは能がないし、結局管理人個人の感性では、この5曲が妥当ではないだろうか、ということになる。次いで協奏曲は、「ピアノ協奏曲 第3番」【64曲目】、「ピアノ協奏曲 第4番」【65曲目】、「ピアノ協奏曲 第5番」【66曲目】、「ヴァイオリン協奏曲」【67曲目】で、これらはかなりすんなりと決めることができた。 ベートーヴェンの室内楽は、ベートーヴェンの精神性がもっともストレートに出たものかもしれない。こちらもまずは「七重奏曲」【68曲目】を挙げた上で、ベートーヴェンの作品宇宙の中心と言っても良い弦楽四重奏曲群になる。悩んだ末に初期の6作品を割愛し、最終的に「弦楽四重奏曲 第7番」【69曲目】、「弦楽四重奏曲 第8番」【70曲目】、「弦楽四重奏曲 第9番」【71曲目】 、「弦楽四重奏曲 第10番 ハープ」【72曲目】、「弦楽四重奏曲 第11番セリオーソ」【73曲目】 、「弦楽四重奏曲 第13番」【74曲目】、「弦楽四重奏曲 第14番」【75曲目】、「弦楽四重奏曲 第15番」【76曲目】と、8曲を選びたい。選外となった第12番、第16番ももちろん悪くはないが、個人的にはこの8曲がより選ばれるにふさわしいと感じた。さらに他の室内楽からは「ピアノ三重奏曲 第7番」【77曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第5番 春」【78曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第9番 クロイツェル」【79曲目】、「チェロソナタ 第3番」【80曲目】と、これらは弦楽四重奏曲に比べると、世間的な評価をなぞっただけで、わりと悩まずに同じ結論になった。 ピアノ独奏曲も、考えてみると、ほぼ穏当なものとなった。「ピアノソナタ 第14番 月光」【81曲目】、「ピアノソナタ 第17番 テンペスト」【82曲目】、「ピアノソナタ 第21番 ヴァルトシュタイン」 【83曲目】、「ピアノソナタ 第23番 熱情」 【84曲目】、「ピアノソナタ 第29番 ハンマークラヴィーア」【85曲目】、「ピアノソナタ 第30番」【86曲目】、「ピアノソナタ 第31番」【87曲目】、「ピアノソナタ 第32番」【88曲目】、「ディアベッリの主題による変奏曲」【89曲目】、以上9曲を選ぶこととした。次点として第8番「悲愴」、第26番「告別」、第28番の3曲となる。なお、個人的に愛好する第1番、第2番、第4番、第9番、第10番、第15番、第18番などは、やはり選ばれた曲と比べると、やや「格」が下がってしまう感がある。以上のようにベートーヴェンはさすがに厳選したつもりでも31曲がランクインし、再考したところでも、どれも外せないと感じさせる作品ばかりであった。 ベートーヴェンという偉大な芸術文化の転轍点を経ることで、ロマン派の時代が幕を開けることになる。個性的で、さらに比較の難しい作曲家、作品が並び立つことになるが、勝手に選んでいってみよう。生前はベートーヴェンと並び称されることもあったフンメル(Johann Nepomuk Hummel 1778-1837)は、長く忘れられた存在といったところだったが、最近は再評価が進んでいる。なかでも「ピアノ協奏曲 第2番」【90曲目】は美しく、ショパンに影響を与えたと言われることからも歴史的役割があったと考え、ここに加える。パガニーニ(Nicolo Paganini 1782-1840)は迷わず「24のカプリース」【91曲目】の1曲のみで問題ないであろう。歌劇の世界に目を向けると、ドイツではウェーバー(Carl Maria von Weber 1786-1826)、イタリアではロッシーニ(Gioacchino Rossini 1892-1868)の功績は決して無視できないものであり、両者の作品から「歌劇 魔弾の射手」【92曲目】、歌劇「セヴィリャの理髪師」【93曲目】、歌劇「ギヨーム・テル」【94曲目】を加えたい。器楽の分野でウェーバーの「ピアノ小協奏曲」、ロッシーニの「弦楽のためのソナタ」なども愛すべき作品であるが、名曲300選という枠組みとはちょっと異なる存在と思う。なお、同世代の作曲家として、夜想曲の創始者と言われるフィールド(John Field 1782-1837)をはじめ、ヴォジーシェク(Jan Vaclav Vorisek 1791-1825)、モシェレス(Ignaz Moscheles 1897-1870)、ベルワルド(Franz Adolf Berwald 1796-1868)などの名を挙げることができるが、いずれも割愛した。 ロマン派の偉大な先駆としては、歌曲王シューベルト(Franz Schubert 1797-1828)が当然に重要な作曲家となる。まず交響曲では「交響曲 第8番(第7番) 未完成」【95曲目】、「交響曲 第9番(第8番) ザ・グレイト」【96曲目】の2曲は外せず、かつこの2曲で十分であろう。室内楽はなかなか意見の分かれるところかもしれない。中にあって「ピアノ五重奏曲 鱒」【97曲目】は安定の当確だろう。次いで「弦楽五重奏曲」【98曲目】は管理人には深い愛着のある作品で外せない。弦楽四重奏曲では、高名な「弦楽四重奏曲 第14番 死と乙女」【99曲目】をまず挙げるが、次いで、有名な第13番「ロザムンデ」より、管理人が好むのは圧倒的に「弦楽四重奏曲 第15番」【100曲目】であり、こちらを取る。そこに、ピアノ三重奏曲、ヴァイオリンとピアノのための幻想曲なども魅力的だが、より深い情緒を感じる「アルペジオーネ・ソナタ」【101曲目】を加えることとしたい。 シューベルトのピアノ曲については、その芸術的真価をどのようにとらえるのか悩ましい。もちろん美しいく、シューベルトならではの芸術性は横溢しているのだが、どこか芸術的完成とは異なる地平に赴くような不安や怖さがある。そこで、最後のソナタをその象徴として挙げることにしよう。すなわち「ピアノソナタ 第21番」を【102曲目】とし、さらに、そこまで考えずともシューベルトの歌謡性を存分に味わえる即興曲集を【103曲目】として選んだ。 シューベルトの真骨頂が示された歌曲では、歌曲集として「冬の旅」【104曲目】と「白鳥の歌」【105曲目】を選ぼう。もちろん、「美しい水車小屋の娘」も名品だが、三作全部を選ぶのでは自分らしさが出ないこともあって、好きな方から2つ選んだのである。さらに単独歌曲、これは何を選ぶのか、実は相当迷った。「アヴェ・マリア」「ます」「ズライカ第2の歌」「野ばら」「魔王」「夜と夢」・・しかし最終的におそらく自分が聴いた回数で特におおいであろう3曲として「糸を紡ぐグレ-トヒェン」【106曲目】、「水の上にて歌う」【107曲目】、「岩の上の羊飼い」【108曲目】の3曲をもって、かなり乱暴ながら代表させていただくこととする。以上シューベルトからは、14曲のランクインである。 シューベルトと同い年のオペラ作家、ドニゼッティ(Gaetano Donizetti 1797-1848)は悩んだが割愛し、ベルリオーズ(Hector Berlioz 1803-1869)の「幻想交響曲」【109曲目】を加える。ベルリオーズは他にも「ファウストの劫罰」「イタリアのハロルド」「レクイエム」など面白いものを書いているが、ここでは幻想交響曲一つで代表させるのが順当だろう。エルツ(Henri Herz 1803-1888)、グリンカ(Mikhail Glinka 1804-1857)は割愛し、次いでメンデルソーン(Felix Mendelssohn 1809-1847)に移りたい。5曲ある交響曲では、おおむね第3番派と第4番派に分かれると思うが、管理人は「交響曲 第3番 スコットランド」【110曲目】が断然好き。次いで名作の誉れ高い「ヴァイオリン協奏曲」【111曲目】を入れないわけにはいかない。また、結婚行進曲をはじめ知られた旋律の宝庫と言える「付随音楽 真夏の夜の夢」【112曲目】も加えるのにふさわしいだろう。選外となった楽曲には「フィンガルの洞窟」「ピアノ三重奏曲」などもあるが、前述3曲により充実を認める。「無言歌集」もまとめて取り上げてもいいかもしれないが、ここでは割愛し、メンデルスゾーンは3曲とした。 メンデルスゾーンが生まれた翌年に、ピアノの詩人、ショパン(Frederic Chopin 1810-1849)がこの世に生を受けることとなる。ショパンから、どの曲を、どのような形で選ぶのか、なかなか迷った。ピアノ協奏曲は有名な作品ではあるが、いろいろ欠点もあり、ショパンの他の作品と比較すると芸術的完成度も高いとは考えず選外とし、その一方で、ソナタは「ピアノソナタ 第2番 葬送行進曲付」【113曲目】、「ピアノソナタ 第3番」【114曲目】の2作を取り上げたい。次いで2つの作品番号からなる「24の練習曲」【115曲目】は「革命」「別れの曲」をはじめとする小さな名曲の宝庫であり、作曲時期も集約されたまとまった作品として、一つとして取り上げよう。そして、このあたりは好みの要素も多分にあるのだけれど、「バラード 第1番」【116曲目】、「ポロネーズ 第6番 英雄」【117曲目】、「2つのノクターン op.62(第17番 ロ長調 と 第18番 ホ長調)」【118曲目】、それに単独曲として「舟歌」【119曲目】、「子守歌」【120曲目】は是非取り上げたい。以上、ショパンから7曲としたが、マズルカはどれを取り上げるか迷って結局全部切ってしまったし、人によっては最高傑作という「24の前奏曲」、あるいは「スケルツォ 第2番」など入っていないので、当然不興をかこつところかもしれないが、迷ったときは最終的により愛聴した作品に寄ってしまうのは、マイ300選というルール上も、やむを得ないとご理解いただきたい。ちなみに、他に管理人が悩んだ楽曲は「3つのノクターン op.15(第5番を含むため)」「ポロネーズ 第5番」「3つのマズルカ op.59」といったところ。 さて、ショパンと同い年の天才、シューマン(Robert Schumann 1810-1856)に移ろう。それにしてもこのあたり、どの作曲家から何曲選ぶべきなのか、個人的な遊びとはいえ、いや遊び故に、本気で悩みながらの抜粋である。4つの交響曲はどれも名品であるが、中でも「交響曲 第4番」【121曲目】はその完成度において一頭抜けた存在と思うので、これを挙げたい。次いで詩情あふれる「ピアノ協奏曲」【122曲目】、そして、存在は地味かもしれないが、シューマン特有の内奥からあふれ出したかのような旋律を紡いだ「チェロ協奏曲」【123曲目】を加えたい。室内楽も魅力的なものが多いが、特に価値の高い1作として「ピアノ五重奏曲」【124曲目】を選んでおくというのは、大きく的を外すことにはならないだろう。ピアノ曲では「交響的練習曲」【125曲目】、「幻想曲」【126曲目】、「クライスレリアーナ」【127曲目】で代表しよう。他にも「子供の情景」「幻想小曲集」「森の情景」「アラベスク」「謝肉祭」などいずれも美しいのだが、選んだ3曲においてより優れた芸術的成果が感じられる。そして、「歌曲集 詩人の恋」【128曲目】を加えて、シューマンからは以上8曲となった。 ショパン、シューマンより1つ年下の存在として、リスト(Franz Liszt 1811-1886)がいる。この人の作品は膨大な数があって、しかも編曲ものという一ジャンルを築き上げた感もあって、果たしてそのどれを代表作とするべきなのか、いっそのことスルーという考えも起こらないわけでもなかった。しかし、さすがにその存在感を考えると、1作も選ばないというわけにはいかなかった。そこで、ある程度規模の面で体裁の整ったオリジナルの作品から選ぶということにして、結果的に「ピアノ協奏曲 第1番」【129曲目】、「ピアノソナタ」【130曲目】、「超絶技巧練習曲集」【131曲目】の3曲を選ぶことにした。リストは交響詩というジャンルの祖とも言われるが、有名な「レ・プレリュード」はいささか仰々し過ぎるのでここでは見過ごした。ピアノ協奏曲では、第2番より第1番に引き締まった構成感を感じさせる。ピアノ独奏曲では、さすがにいろいろあって、小曲では「愛の夢」「ラ・カンパネルラ」「メフィスト・ワルツ」「ハンガリー狂詩曲 第2番」、大曲では「巡礼の年」など考えたが、リストから何曲選ぶのが妥当かというのが甚だ難問であって、存外に3曲でも多いのかもしれない。なので、そのへんは全部割愛することにした。そして、リストと同時代のヴィルトゥオーゾ系として、近年一気に評価、人気が高まっているアルカン(Charles-Valentin Alkan 1813-1888)から、「短調による12の練習曲」【132曲目】を是非、ここに加えたいと思う。 同じ年に、オペラの世界に二人の偉人が出現する。ドイツではワーグナー(Richard Wagner 1813-1883)、イタリアではヴェルディ(Giuseppe Verdi 1813-1901)である。いずれも重厚な作風で、ワーグナーはロマン派の和声美を究めた人といって良い。その象徴として「楽劇 トリスタンとイゾルデ」【133曲目】は外せない。ワーグナーには、他にもいくつか有名な作品があるのだが、上演に全十夜を要する「楽劇 ニーベルングの指輪」【134曲目】でそれらを代表させていただこう。他に「さまよえるオランダ人」「ニュルンベルクのマイスタジンガー」など個人的には好きな作品であるが、オペラを一つの作曲家からいくつも上げるのは、なんとなく筋の悪い話のような気がして、これくらいにとどめる。ヴェルディでは、完全に管理人の好みかもしれないが、「歌劇 リゴレット」【135曲目】、それと、歌劇以外で彼の書いた名作「レクイエム」【136曲目】に指折ることとしよう。正直言うと、管理人は「オテロ」や「アイーダ」「椿姫」より、「マクベス」の方が好きだし、そのへんの世間一般の順列との齟齬も、複数選曲に対する逡巡の理由であり、結局「リゴレット」と「レクイエム」になった。異論は大いにあろう。この時代、「ファウスト」で知られるグノー(Francois Gounod 1818-1893)、「軽騎兵」のスッペ(Franz von Suppe 1819-1885)、「天国と地獄」のオッフェンバック(Jacques Offenbach 1819-1880)らもいるが、それぞれ芸術的深みという点で、もう一つなにかほしいところであり、割愛することとなった。 しかし、フランク(Cesar Franck 1822-1890)は外せない。人生最後の数年になって、「デカダン(decadent:退廃)で不毛になった最近の音楽界に、そろそろ本物を示しておこうと思うんだ」との言葉を期に、数々の名品を遺した。「交響曲」「交響的変奏曲」「前奏曲、コラールとフーガ」なども素晴らしいが、管理人が選ぶなら「ピアノ五重奏曲」【137曲目】と「ヴァイオリンソナタ」【138曲目】ということになるだろう。遺した作品は少ないが傑作ばかり。そんなフランクから何曲選べばいいのかも難しいが、2曲でご容赦願おう。さて、ヴュータン(Henri Vieuxtemps 1822-1881)には「ヴァイオリン協奏曲 第5番」、ラロ(Edouard Lalo 1823-1892)には「スペイン交響曲」といずれも「顔」といえる代表作はあるが、こちらも全体的な観点で割愛する。次いで取り上げる作曲家は、スメタナ(Bedrich Smetana 1824-1884)で、日本でたいそう人気のある「モルダウ」を含む「交響組曲 わが祖国」【139曲目】はやはり選んでおこう。しかし、この作曲家がさらに芸術的深化をみせたのは、その後の作品である2つの厳しい諸相をもった弦楽四重奏曲で、中で「弦楽四重奏曲 第1番 わが生涯より」【140曲目】を取り上げたい。 大規模な交響曲を書く作曲家も登場してくる。その代表はブルックナー(Anton Bruckner 1824-1896)である。管理人は、若いころこの作曲家の作品にのめり込んだ時期があり、今も好きである。気持ち的には番号付きの交響曲全9曲、「テ・デウム」、「ミサ曲 第3番」と全部並べたい気持ちもないではないが、さすがにバランスが崩れ過ぎるので、ここは最後の3つの交響曲、すなわち「交響曲 第7番」【141曲目】、「交響曲 第8番」【142曲目】、「交響曲 第9番」【143曲目】で代表することがよりふさわしいであろう。ワルツ王ヨハン・シュトラウス二世(Johann Strauss 1825-1899)からは、平明なワルツより、「喜歌劇 こうもり」【144曲目】を選び、かつこれのみとしたい。ボロディン(Alexander Borodin 1883-1887)からは、有名な「だったん人の踊り」を含む「歌劇 イーゴリ公」【145曲目】でまずは順当だろう。 中央ヨーロッパでは後期ロマン派に入ってくる。代表格はブラームス(Johannes Brahms 1833-1897)だ。ブラームスにも存在感のある曲が多い。4曲ある交響曲はいずれも名曲として知られるが、中でも「交響曲 第1番」【146曲目】と「交響曲 第4番」【147曲目】は名曲に特有の芳醇な香りが強い傑作だ。2曲あるピアノ協奏曲では断然「ピアノ協奏曲 第2番」【148曲目】が完成されている。「ヴァイオリン協奏曲」【149曲目】も外せる道理がない。「ハンガリー舞曲 第5番」【150曲目】を選んでみた。旋律が広く世界で親しまれており、ここで選ぶのは、ある程度蓋然性もあろう。室内楽では「ヴァイオリンソナタ 第3番」【151曲目】と「クラリネット(ヴィオラ)ソナタ 第1番」【152曲目】の2作が抜きんでた傑作と考える。それに比べると、弦楽六重奏曲、ピアノ五重奏曲はともに、やや重く甘い。あと「ドイツ・レクイエム」【153曲目】を加えて、ブラームスからは8作品としたい。なお、管理人が敬愛する「ハイドンの主題による変奏曲」が外れてしまったが、悩んだ末であり、ここでは次点として扱いたい。ブラームスには他者の主題を用いた名作があり、ピアノ独奏曲でも「パガニーニの主題による練習曲」「ヘンデルの主題による練習曲」という選んでもおかしくない名曲がある。 サンサーンス(Camille Saint-Saens 1835-1921)からは「ヴァイオリン協奏曲 第3番」【154曲目】が順当だろう。他にいくつか有名な作品があるが、あまり積極的に指折る感じにはならなかった。ヴィエニアフスキ(Henryk Wieniawski 1835-1880)、ドリーヴ(Leo Delibes 1836-1891)、バラキレフ(Mily Balakirev 1837-1910)にもそれぞれ有名な楽曲があるが、ここでは選外とさせていただいた。ビゼー(Georges Bizet 1838-1875)の「歌劇 カルメン」【155曲目】は外せない。その一方で「アルルの女」は惜しくも選外となった。ブルッフ(Max Bruch 1838-1920)の「ヴァイオリン協奏曲 第1番」は古からの人気曲だが、名曲性という点で、やや乏しい感があり、ここでは挙げないこととした。ムソルグスキー(Modest Mussorgsky 1839-1881)は、有名なピアノ曲「展覧会の絵」【156曲目】は当然入るだろう。ラヴェルの管弦楽版も素晴らしいが、ここでは原曲として取り扱おう。この作曲家は「展覧会の絵」だけでは済まない重要な人だが、ここでは、「歌曲集 死の歌と踊り」【157曲目】、「歌劇 ボリス・ゴドゥノフ」【158曲目】の2編が加わるべき存在だろう。 チャイコフスキー(Pytor Tchaikovsky 1840-1893)が登場する。旋律に恵まれ、技法にも練達し、完成度の高い作品を数多く遺した人だけに、選び甲斐があるが、LP時代からベートーヴェン同様に数多くの録音であふれた3大交響曲、すなわち「交響曲 第4番」【159曲目】、「交響曲 第5番」【160曲目】、「交響曲 第6番 悲愴」【161曲目】はいずれも個性的で外せない。また「弦楽セレナーデ」【162曲目】も薫り高い逸品だ。「ピアノ協奏曲 第1番」【163曲目】、「ヴァイオリン協奏曲」【164曲目】の2大協奏曲も外しようがない。さらにこの作曲家の顔とも言えるバレエ音楽からは「くるみ割り人形」【165曲目】と「白鳥の湖」【166曲目】を選び、これらより旋律的魅力で一つ劣ると思われる「眠りの森の美女」を次点とした。これに室内楽から「ピアノ三重奏曲 ある芸術家の思い出のために」【167曲目】を選んで、以上チャイコフスキーから8作品となった。惜しい選外には、ピアノ曲集「四季」や「弦楽四重奏曲 第1番 アンダンテカンタービレ」があった。 スヴェンセン(Johan Svendsen 1840-1911)、シャブリエ(Alexis-Emmanuel Chabrier 1841-1894)、タウジヒ(Karl Tausing 1841-1871)には今一つ「これだ!」というものを思いつかなく、そのままドヴォルザーク(Antonin Dvorak 1841-1904)に入る。「交響曲 第8番 イギリス」【168曲目】、「交響曲 第9番 新世界から」【169曲目】を順当に選んだ後、個人的に敬愛する「ヴァイオリン協奏曲」【170曲目】は是非このような場所に入れておきたい。となると、もちろん「チェロ協奏曲」【171曲目】だってはずせない。室内楽でも数多くの愛すべき作品があるが、中でも人気の高い「弦楽四重奏曲 第12番 アメリカ」【172曲目】を入れておくことは妥当だろう。さらに、最近評価の高まった「スターバト・マーテル」【173曲目】を加えよう。選外となったが、他に有力だったのは「スラヴ舞曲」ここでは、第1番か第10番あたりか、それに「ピアノ五重奏曲 第2番」「ピアノ三重奏曲 第4番 ドゥムキー」などがあった。 同時代の作曲家には、「タイスの瞑想曲」で知られるマスネ(Jules Massenet 1842-1912)がいるが、ここでは作品の格も踏まえて、「歌劇 ウェルテル」【174曲目】を代表させよう。グリーグ(Edvard Grieg 1843-1907)は「劇音楽 ペールギュント」【175曲目】と「ピアノ協奏曲」【176曲目】の人気2曲で順当。同様にリムスキー=コルサコフ(Nikolai Rimsky-Korsakov 1844-1908)から「交響組曲 シェエラザード」【177曲目】、サラサーテ(Pablo Sarasate 1844-1908)から「ツィゴイネルワイゼン」【178曲目】となる。 フランスで禁欲的といってもよい美を描いたフォーレ(Gabriel Faure 1845-1924)からは、室内楽で「ピアノ五重奏曲 第1番」【179曲目】をまず取った。「ピアノ四重奏曲 第1番」も迷ったが、自分がいちばんよく聴いた「ピアノ五重奏曲 第1番」で代表させたい。次いで「ヴァイオリンソナタ 第1番」【180曲目】は、管理人にとってあらゆる室内楽の中でも特に好きな一作であり、絶対外さない。「ヴァイオリンソナタ 第2番」も名品だが、ここは割愛してでも、「レクイエム」【181曲目】はやはり入れておくべきだろう。フォーレには歌曲にも美しいものがあるが、それらを次点とする一方で、同時代のデュパルク(Henri Duparc 1848-1933)の「旅への誘い」【182曲目】を加えたい。シャルヴェンカ(Franz Xaver Scharwenka 1850-1924)、ダンディ(Vincent D'indy 1851-1931)、タルレガ(Francisco Tarrega 1852-1909)らの作品は、ここでは選外とさせていただいた。ダンディでは「フランス山人の交響曲」が有名だし、シャルヴェンカの「ピアノ協奏曲 第4番」も好きな曲だが、他の選ばれた作品を外してまで入れるべきとは思わなかった。 チェコで独特の音楽語法を切り拓いたヤナーチェク(Leos Janacek 1854-1928)は大好きな作曲家であり、選出数も少し多めになる。まずもっとも知られた「シンフォニエッタ」【183曲目】。最近では村上春樹の小説のお陰でさらに知名度が増したらしい。そしてピアノ曲集「草が茂る小道を通って」【184曲目】は捨てがたい佳曲だ。ピアノ独奏曲では「霧の中で」も名品なので迷ったが、「草が茂る小道を通って」との親近性を踏まえ、一作で代表させることにする。野趣あふれる「グラゴルミサ曲」【185曲目】を加え、歌劇はどれも面白いく、音楽も独創的で魅惑的なのだが、中でも「歌劇 イエヌーファ」【186曲目】と「歌劇 利口な牝狐の物語」【187曲目】は名作中の名作だろう。「歌劇 死者の家から」「歌劇 マクロプロス事件」「歌劇 カーチャ・カバノヴァー」「歌劇 ブロウチェク氏の旅」「六重奏曲 青春」「弦楽四重奏曲 第1番 クロイツェルソナタ」「弦楽四重奏曲 第2番 ないしょの手紙」「歌曲集 消えた男の日記」とこの作曲家の名品は数えだすといくらでも出てくるのだが、いくら管理人が好きでも、全体のバランスを考えると、ヤナーチェクからはここで挙げた5曲ぐらいまでだろうか。 ピアノ教本で有名なモシュコフスキ(Moritz Moszkowski 1854-1925)には、ここで挙げるべき性格の作品が思いつかなかったので、次はショーソン(Ernest Chausson 1844-1899)の「詩曲」【188曲目】をあげることにする。ショーソンの作品の中でも突き抜けた完成度を持つものだ。シンディング(Christian Sinding 1856-1941)、タネーエフ(Ivanovich Taneyev 1856-1915)には小曲で魅力的なものはあるものの「名曲 300」には足りないだろう。しかし、イギリスの雄、エルガー(Edward Elgar 1857-1934)からは何か挙げなくてはならない。管理人であれば、「交響曲 第1番」【189曲目】と「エニグマ変奏曲」【190曲目】の2点だ。「行進曲 威風堂々」「チェロ協奏曲」「ヴァイオリンソナタ」「ゲロンティアスの夢」は、もう一つ届かないところか。エルガーと同い年のレオンカヴァッロ(Ruggero Leoncavallo 1857-1919)からはアリア「衣装をつけろ」でもおなじみの「歌劇 道化師」【191曲目】を加える。同じくイタリアの歌劇王プッチーニ(Giacomo Puccini 1858-1924)は、いかにもベルカント・オペラの旋律に恵まれた作曲家であるが、代表作として「歌劇 蝶々夫人」【192曲目】と「歌劇 トゥーランドット」【193曲目】の2つをとろう。天才ヴァイオリニストだったイザイ(Eugene Ysaye 1858-1931)の6編からなる「無伴奏ヴァイオリンソナタ」【142曲目】もここに加えて不思議のない名作に違いない。夭折の惜しまれるロット(Hans Rott 1858-1884)、技巧的なピアノ曲を書いたリャプノフ(Sergej Ljapunov 1859-1924)、歌曲に独特の世界観を編み出したヴォルフ(Hugo Wolf 1860-1903)も捨てがたいが、ここでは割愛し、アルベニス(Isaac Albeniz 1860-1909)の美しいピアノ曲集「組曲 イベリア」【195曲目】を加えることにした。 後期ロマン派を象徴するマーラー(Gustav Mahler 1860-1911)が登場する。彼の交響曲のうち、どれを選ぶべきかは人によって随分変わってくると思う。当然のことながら、あくまで管理人の主観で選ばせていただくと、「交響曲 第2番 復活」【196曲目】、「交響曲 第5番」【197曲目】、「交響曲 第6番 悲劇的」【198曲目】、「交響曲 第7番 夜の歌」【199曲目】、「交響曲 第9番」【200曲目】、それに「交響曲 大地の歌」【201曲目】と6曲が並ぶことになった。ブルックナーが3曲だったことを思うと、多すぎる気がしないでもないが、まず自分はマーラーの交響曲では純器楽のものが好きで、例の「三大交響曲」でくくるなら「第5、第6、第7」と思っているのだが、やはり第9の感動は大きいだろう。声楽を含む曲で、通俗的なところがあるとは言え、熱狂的な第2、それと「大地の歌」が好きである。もちろん、第3や第4も悪くないのだが、どこかで切らなければ仕方がない。ちなみにしばしば代表作とされる「交響曲 第8番 一千人の交響曲」は、好みという点では、管理人にとって、マーラーの中でもいちばん下になる。あと歌曲からは曲数が多いという点でも充実している「子供の不思議な角笛」【202曲目】を加えたい。 マーラーの後の作曲家となると、パデレフスキ(Ignacy Paderewski 1860-1941)、アレンスキー(Anton Arensky 1861-1906)がいて、特に秘曲探訪家には人気の或るアレンスキーから、何か選ぶものはないかと思ったけれど、どうもピンと来ない。結局、マーラーの次は、印象派というカテゴリの象徴的天才、ドビュッシー(Claude Debussy 1862-1918)となってしまった。ドビュッシーでは、まず管弦楽曲を「交響詩 海」【203曲目】と「夜想曲」【204曲目】の2曲で代表させよう。「牧神の午後への前奏曲」は惜しくも次点。室内楽にも美しいものが多いが、完成度がより高いのがピアノ独奏曲で「前奏曲集」【205曲目】、「ベルガマスク組曲」【206曲目】、「映像 第1集」【207曲目】、「版画」【208曲目】を挙げてみた。もちろん、他にも美しい曲がたくさんあるのだけれど、おおむねこれが代表作というのは、それほど的外れな意見ではないだろう。歌曲、オペラもあるが、管理人の意見では、ここに挙げた6曲を上回ると感じさせるものはない。 ドビュッシーと同年代には、ディーリアス(Frederick Delius 1862-1934)、ディーペンブロック(Alphonsus Diepenbrock 1862-1921)、ピエルネ(Gabriel Pierne 1863-1937)、マスカーニ(Pietro Mascagni 1863-1945)、と個性的な面白い作曲家たちがいて、特にマスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」は知名度でも文句のないところかもしれないが、ファシスト党への協力でその名を大きく落としたこともあり、今回は選外とすることにした。 となると、次はR.シュトラウス(Richard Strauss 1864-1949)となるだろう。この人にも名曲と呼ぶべきものがいろいろあるが、まずはCD時代になって飛躍的に楽曲自体の評価が進んだ「アルプス交響曲」【209曲目】を挙げよう。「家庭交響曲」も美しいが、知名度、内容とも前者が勝るように思う。管弦楽曲では「交響詩 英雄の生涯」【210曲目】、「交響詩 ツァラトゥストラかく語りき」【211曲目】、「交響詩 ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら」【212曲目】はいずれも固有の価値を感じさせるもので外せないが、さらに個人的に好きな「交響詩 ドン・キホーテ」【213曲目】を加えたい。「独奏チェロと管弦楽」の作品として、ジャンルの希少さも、当該曲の選を手伝った。またオペラのジャンルでは、少々趣味性が露骨なことは否めないが、それでも「楽劇 サロメ」【214曲目】は入れるべきであり、さらに豊かなインスピレーションを感じさせる「楽劇 ばらの騎士」【215曲目】も加えることになる。以上、ロマン派の締めくくりというべきR.シュトラウスからは7曲を挙げた。 グレチャニノフ(Alexander Grechaninov 1864-1956)、デュカス(Paul Dukas 1865-1935)は選外としよう。特にデュカスの「交響詩 魔術師の弟子」は、ディズニー映画の傑作「ファンタジア」のこともあって、贔屓したいが、これを入れるなら他に加えるべき楽曲が数多くあり過ぎるように思う。 北欧の偉人、シベリウス(Jean Sibelius 1865-1957)は、北欧以外でも、英米日で人気があり、十分にメインの作曲家と言えるだろう。「クレルヴォ交響曲」も含めると、8曲の交響曲があって、これらが主たる作品で間違いないのだが、どれを取るかは迷うだろう。なんだかんだで「交響曲 第2番」【216曲目】はやはりいちはやく名曲の仲間入りを果たす必然性を持つ作品であり、もう一つはシベリウスの流儀の完成を感じさせる「交響曲 第7番」【217曲目】、そしてヴァイオリニストには必須のジャンルとなった「ヴァイオリン協奏曲」【218曲目】をここに加えたい。同い年の作曲家に、やはり北欧のニールセン(Carl Nielsen 1865-1931)がいて、「交響曲第4番 不滅」をはじめ、いくつか興味深いものがあるが、ここではむしろグラズノフ(Konstantinovich Glazunov 1865-1936)の「交響曲 第5番」【219曲目】がシベリウスの同い年対決を制するにふさわしいように思う。 近い年齢の作曲家からは、多彩な才能が生み出されているが、管理人は、サティ(Erik Satie 1866-1925)の「3つのジムノペティ」【220曲目】、グラナドス(Enrique Granados 1867-1916)の「ゴイェスカス」【221曲目】、ルクー(Guillaume Lekeu 1870-1894)の「ヴァイオリン・ソナタ」【222曲目】、ツェムリンスキー(Alexander von Zemlimsky 1871-1942)の「抒情交響曲」【223曲目】を挙げたいと思う。逆に選外となってしまった主要な作曲家としては、ノヴァチェク(Ottokar Novacek 1866-1900)、カリンニコフ(Vasily Kalinnikov 1866-1901)、ビーチ(Amy Beach 1867-1944)、ペッテション=ベリエル(Wilhelm Peterson-Berger 1867-1942)、ルーセル(Albert Roussel 1869-1937)、ストヨフスキ(Zygmun Stojowski 1869-1946)、メルツェル(Henryk Melcer 1869-1928)、ゴドフスキー(Leopold Godowski 1870-1938)、ステンハンマル(Wilhelm Stenhammar 1871-1927)、アルヴェーン(Hugo Alfven 1872-1960)といった人たちがいて、中でもカリンニコフの「交響曲 第1番」は最近では人気曲だし、ルーセルの「交響曲 第3番」も評価の高い作品であるが、悩みながらも他との比較の上で外すことにした。ゴドフスキーには編曲のジャンルに凄いものがあるが、ここで挙げるのは、やや畑違いな趣があるだろう。 独特の世界を切り開いたスクリャービン(Alexander Scriabin 1872-1915)が登場する。スクリャービンは管理人の大好きな作曲家であり、曲数も増えそう。まず、管弦楽のジャンルでは「交響曲 第4番 法悦の詩」【224曲目】を挙げておこう。スクリャービンの管弦楽書法と作風が一体となった完成度の高い芸術品だ。しかし外せないのはピアノ作品で、10曲あるピアノ・ソナタはどれも見事なのだが、悩みつつ、初期を代表する「ピアノ・ソナタ 第3番」【225曲目】と後期を代表する「ピアノ・ソナタ 第9番 黒ミサ」【226曲目】の2曲を代表とすることとした。最近では、幻想ソナタの異名を持つ「ピアノ・ソナタ 第2番」や、印象派的な「ピアノ・ソナタ 第4番」、また代表作として「ピアノ・ソナタ 第5番」を推すことも十分にありうるが、最終的には自分の好みで判断させていただく。ショパンを思わせる初期の作品では、最近では「12の練習曲」【227曲目】の人気も一気に高まっていて、管理人もその世風には納得である。後期の象徴は「5つの前奏曲 op.74」【228曲目】を挙げることに、それほど異論は多くないはずだ。これに管理人の大好きな「幻想曲 op.28」【229曲目】を加えて、スクリャービンから6曲というのは、まあ妥当なところだろう。この他にも「交響曲 第3番 神聖な詩」「プロメテウス」「ピアノ協奏曲」など、いずれも外してしまうのは惜しい作品である。 ヴォーン・ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams 1872-1958)からは「交響曲 第2番 ロンドン交響曲」【230曲目】を挙げよう。もちろん、「海の交響曲」や「南極交響曲」も彼らしいのだが、ロンドン交響曲により惹かれる要素がある。セヴラック(Deodat de Severac 1872-1921)もひそやかな人気のある作曲家であるが、ここで挙げるべき1曲が思いつかず、スルーさせていただいた。 ラフマニノフ(Sergey Rachmaninov 1873-1943)は管理人がクラシック音楽の世界にのめり込むきっかけとなった作曲家であり、思い入れがあり、人によっては偏重と思われるかもしれない。それにしても「交響曲 第2番」【231曲目】、「ピアノ協奏曲 第2番」【232曲目】、「ピアノ協奏曲 第3番」【233曲目】の3曲は、カウントを必定とする名曲に違いない。ピアノ独奏曲にも魅力的な作品が多いが「ピアノソナタ 第2番」【234曲目】、「24の前奏曲」【235曲目】、「練習曲集 音の絵」【236曲目】を挙げることとしたい。「24の前奏曲」については、作品群としても「寄せ集めの曲集」であるのだけれど、この体裁でまとまった録音が一般的だし、違和感はないだろう。選外となった曲にも「交響曲 第3番」「パガニーニの主題による狂詩曲」「ヴォカリーズ」「合唱交響曲 鐘」「交響詩 死の島」「コレルリの主題による変奏曲」をはじめ、魅力的な作品にことかかないが、ここは自重して6曲で収めよう。 続いて、1874年生まれの4人の作曲家から1作品づつ挙げていこう。アイヴズ(Charles Edward Ives 1874-1954)はアメリカの最重要作曲家といって良いだろうが、代表作を挙げるなら、管理人の場合、迷わず「ピアノソナタ 第2番 マサチューセッツ、コンコード、1840-1860」【237曲目】となるだろう。思索的な内容が面白く、様々な録音がある。スーク(Josef Suk 1874-1935)も迷わず「交響曲 第2番 アスラエル」【238曲目】を取りたい。初めて聴いたときの感動が忘れられない。ホルスト(Gustav Holst 1874-1934)の「惑星」【239曲目】は、その通俗性から好悪分かれるが、そのメロディーがこれだけ人々に認知されたことを思うと、外すのも詮無いことだ。シェーンベルク(Arnold Schonberg 1874-1951)から1曲だけというのは、怒られるだろうか。しかもロマン派的作風の「グレの歌」【240曲目】とした。色眼鏡なしにこの作曲家の最高傑作だと思う。他に「浄夜」とか、「月に憑かれたピエロ」とか「モーゼとアロン」とかあるのだけれど、音楽芸術としての名曲性は「グレの歌」に代表されよう。同じ1874年生まれのもう一人の有名な作曲家、シュミット(Franz Schmidt 1874-1939)は選外としてしまった。挙げるなら「交響曲 第4番」もしくは「オラトリオ 七つの封印の書」といったところだろうが、やはり上記の4者の作品からは、少し水をあけられた感がある。 1年進めて、1875年生まれとなると、大物ラヴェル(Maurice Ravel 1875-1937)が登場する。ラヴェルの代表作をとなると、管弦楽曲では、バレエ音楽「ダフニスとクロエ」【241曲目】、「ボレロ」【242曲目】あたりで良いのではないだろうか。「スペイン狂詩曲」「マ・メール・ロア」辺りまでいくと、手を広げ過ぎのように思う。また「ピアノ協奏曲」【243曲目】と「左手のためのピアノ協奏曲」【244曲目】はいずれもこの作曲家の至芸が如何なく発揮されたもので、外す気にはなれないものだ。室内楽では「弦楽四重奏曲」【245曲目】は絶対外せないものとし、そこに加えて「ヴァイオリン・ソナタ」【246曲目】を是非挙げたいと思う。そしてピアノ曲は「夜のガスパール」【247曲目】の1曲のみを代表曲としていいのではないだろうか。ヴァイオリンとオーケストラのための「ツィガーヌ」は次点。「亡き王女のためのパヴァーヌ」「高雅にして感傷的なワルツ」「クープランの墓」「水の戯れ」などは、美しいことを知りつつ、上述曲と比べると、選外で良いだろうと思う。 クライスラー(Fritz Kreisler 1875-1962)も知られた旋律があるが、存在感が軽く、「私の歌に翼があったなら」のアーン(Reynald Hahn 1875-1947)、「交響曲 第3番 イリア・ムーロメッツ」のグリエール(Reinhold Gliere 1875-1956)、トヴェイ(Donard Tovey 1875-1940)はそれぞれに面白いが決定的ではない。むしろファリャ(Manuel Falla 1876-1946)が1曲挙げるにふさわしく、個人的好みでかつて何度も聴いてきた「恋は魔術師」【248曲目】を加えたい。ドホナーニ(Erno Dohnanyi 1877-1960)、ボルトキエヴィッチ(Sergei Bortkiewicz 1877-1952)、ミエルク(Ernst Mielck 1877-1899)、 シュレーカー(Frantz Schreker 1878-1934)、ホルブルック(Joseph Holbrooke 1878-1958)、デュポン(Gabriel Dupont 1878-1914)、ハーティ(Hamilton Harty 1879-1941)といずれも失礼ながら選外とした。個人的には、デュポンのピアノ曲集は大好きだし、ハーティのアイルランド交響曲も面白いが、ここで挙げるには、やや趣味性が高過ぎるようにも思う。退廃音楽の象徴的人物の一人であるシュレーカーも、何か挙げたいところではあるが、ここでは割愛するのが妥当に思える。 となると、次に妥当性をもって登場するべきは、レスピーギ(Ottorino Respighi 1879-1936)に思える。イタリアが生んだ貴重な管弦楽作家であるし、ここは穏当に「交響詩 ローマの松」【249曲目】をもって加えることにしよう。カントルーヴ(Joseph Canteloube 1879-1936)は迷いどころだが、その代表作「オルヴェーニュの歌」が民謡を題材に芸術昇華したものであることを踏まえると、保留となり、最終的にとらないことにした。ブロッホ(Hermann Broch 1880-1951)も挙げるまでとは感じず、むしろ最近では評価の高まっているメトネル(Nikolai Medtner 1880-1951)から何か挙げるべきではないか、という気が俄然してくる。となると「悲劇的ソナタ」【250曲目】は、おおむね妥当性を得た選択であると考える。 きわめて重要な作曲家、バルトーク(Bela Bartok 1881-1945)が登場する。当然複数の作品を挙げることになるが、管弦楽曲では「管弦楽の協奏曲」【251曲目】と「弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽」【252曲目】でほぼ間違いないあろう。3曲あるピアノ協奏曲は、人それぞれに好きな曲が異なるかと思うが、管理人は「ピアノ協奏曲 第3番」【253曲目】に特有の香気を感じてならず、これを挙げたい。「ヴァイオリン協奏曲 第2番」【254曲目】は同ジャンルにおける20世紀を代表する作品であろう。ベートーヴェンの系譜を引き継ぐ6曲の弦楽四重奏曲はどれも崇高な芸術性に満ちるが、中でも「弦楽四重奏曲 第4番」【255曲目】と「弦楽四重奏曲 第5番」【256曲目】は至高といって良い名品と思う。バルトークから以上6曲とした。なお個人的に「バレエ音楽 中国の不思議な役人」と「歌劇 青髭公の城」も大好きな作品なのであるが、バルトークからは6曲というのがおおむね妥当な数に思えるので、ここでは次点として記載するにとどめたい。 バルトークと同年代の作曲家に進む。27の交響曲を書いたミヤスコフスキー(Nikolai Miaskovsky 1881-1950)の作品には美しいものも多いが、録音も、聴く人も少ない状況でもあり割愛した。エネスコ(Georges Enescu 1881-1955)は、「ルーマニア狂詩曲」や「ヴァイオリンソナタ第3番」も魅力いっぱいだが、個人的にはなんといっても「八重奏曲」【257曲目】を推したい。現代音楽とロマン派の結節点に花開いた名品に違いない。トゥリーナ(Joaquin Turina 1882-1949)、グレインジャー(Percy Grainger 1882-1961)はやはり選外といったところだが、シマノフスキ(Karol Symanowski 1882-1937)は複数曲挙げてしかるべき存在である。何を選ぶか迷ったが、古くから代表作として知られる「ヴァイオリン協奏曲 第1番」【258曲目】と自分の愛好する「ピアノソナタ第2番」【259曲目】とした。他にも「歌劇 ロジェ王」「神話」をはじめ魅力的な作品は多く、2曲では足りないとも思うのだけれど、他とのバランスを考慮し自重しよう。バルトークとともに音楽を学究的に究めたコダーイ(Zoltan Kodaly 1882-1967)も重要で、「組曲 ハーリ・ヤーノシュ」【260曲目】と「無伴奏チェロソナタ」【261曲目】は外せないものというくらいの意識で選ぶ。ただ、コダーイは、この2曲を選べば十分すっきりするようにも思う。 同時代以降の作曲家・芸術家たちに圧倒的な影響を与えたストラヴィンスキー(Igor Stravinsky 1882-1971)も同じ世代だ。ここは順当に3大バレエ、すなわち「バレエ音楽 ペトルーシュカ」【262曲目】、「バレエ音楽 春の祭典」【263曲目】、「バレエ音楽 火の鳥」【264曲目】を選んだ上で、音色的に面白く、三大バレエ並みに聴かれてしかるべしと思う「バレエ音楽 結婚」【265曲目】を加えたい。この作曲家ではほかに「兵士の物語」とかピアノ独奏曲にアレンジされた「ペトルーシュカからの3楽章」も面白いのだけれど、前4者で締めくくるのが妥当に思える。 ヴァレーズ(Edgard Varese 1883-1965)、ヴェーベルン(Anton Webern 1883-1945)、カゼッラ(Alfredo Casella 1883-1947)をいずれも選外とするのは、なかなか心苦しいところもあるのだが、ここは個人的な嗜好を少し強めに出させていただこう。それでいてなぜかバックス(Arnold Bax 1883-1953)を入れてしまうあたり、個人の趣味と言えばその通り。ただ、バックスから何を入れるかは大いに悩ましい。知名度では「交響詩 ティンタジェル」であろうが、作品の格的に、6つある交響曲から選びたいが、どれも一長一短ある感じで、悩んだ末に「交響曲 第3番」【266曲目】とした。 ボーウェン(York Bowen 1884-1961)は割愛し、新ウィーン楽派最大の作曲家、ベルク(Alban Berg 1885-1935)が登場する。ベルクの作品には管理人の好きなものが多く、悩まされたが、最終的に「ヴァイオリン協奏曲」【267曲目】、「ピアノソナタ」【268曲目】、「歌劇 ヴォツェック」【269曲目】の3作品を選ぶこととした。「室内協奏曲」「抒情組曲」「アルテンベルク歌曲集」「歌劇 ルル」等は割愛させていただく。 その後、「フランス風バッハ」で有名なヴィラ=ロボス(Heitor Villa-Lobos 1887-1959)、アッテルベリ(Krut Atterberg 1887-1974)、「寄港地」がしられるイベール(Jacques Ibert 1890-1962)、マルタン(Frank Martin 1890-1974)、マルティヌー(Bohuslav Martinu 1890-1959)と存在的におもしろい作曲家が並ぶのだが、彼らの作品も失礼ながら割愛することとした。 プロコフィエフ(Sergei Prokofiev 1891-1953)もまた管理人が偏愛する作曲家の一人であり、当然のことながら選曲も複数となる。交響曲では、第1番「古典交響曲」が有名なほか、第6番、第7番も傑作と呼ぶにふさわしいが、やはり「交響曲 第5番」【270曲目】こそ代表曲に相応しいであろう。そして、聴けば誰もが「あの曲か」と思う「騎士たちの踊り」をはじめとした広く知られた旋律で彩られた「バレエ音楽 ロメオとジュリエット」【271曲目】も、当該ジャンルの古今を代表する一品で間違いない。他のジャンルでは、歌劇やオラトリオなどの声楽を伴った作品にも重量級の魅力を持ったものがあるが、プロコフィエフの作風がより生き生きと反映していると感じられるのは器楽のために書かれた作品と思い、「ピアノ協奏曲 第3番」【272曲目】、「ヴァイオリン協奏曲 第1番」【273曲目】、「ヴァイオリンソナタ 第1番」【274曲目】、「ピアノソナタ 第7番 戦争ソナタ」【275曲目】と選ぶことにした。選外では「ピアノ協奏曲 第2番」「ヴァイオリン協奏曲 第2番」「フルートソナタ」「ピアノソナタ 第6番」なども実に惜しい存在だが、重複を避けることとした。 作曲という仕事が多様化し、ジャンルもボーダレスの様相を帯びてくるので、現代に近づくほど選抜が難しい雰囲気となる。さらに出生年順に作曲家名を挙げながら選考を続けよう。 ライティオ(Vaino Raitio 1891-1945)は代表作を思いつきにくくパス。オネゲル(Arthur Honegger 1892-1955)からは、管理人が学生時代からカラヤンの演奏で親しんだこともあって、「交響曲 第3番 典礼風」【276曲目】を挙げさせていただく。ソラブジ(Kaikhosru Sorabji 1892-1988)の「100の超絶技巧練習曲」は、挙げてみたいが、ウレーンによる全曲録音もまだ完遂しておらず、スルーが妥当か。ミヨー(Darius Milhaud 1892-1974)も「世界の創造」など1曲くらい挙げてもいいように思うが、選外としたい。むしろモンポウ(Federico Mompou 1893-1987)の静謐な世界に惹かれるので、「ひそやかな音楽」【277曲目】を加えることにする。ランゴー(Rued Langgaard 1893-1952)、ブーランジェ(Lili Boulanger 1893-1911)、オーンスタイン(Leo Ornstein 1893-2002)、シュールホフ(Ervin Shulhoff 1894-1942)といずれも何か足りない。しかし、オルフ(Carl Orff 1895-1982)の「カルミナ・ブラーナ」【278曲目】であれば文句はあまり出るまい。 続けよう。ヒンデミット(Paul Hindemith 1895-1963)はその功績からここでも何かで加えるべきで、「交響曲 画家マティス」【279曲目】を選ぶのは妥当だろう。ウイエネ(Jean Wiener 1896-1982)、コルンゴルト(Erich Korngold 1897-1957)は、ここで加わる作風というわけでもないように思う。その一方で、近年、近代音楽における一つのシンボリックな存在であるガーシュウィン(George Gershwin 1898-1937)は1曲挙げてしかるべきであり、そうなると「ラプソディー・イン・ブルー」【280曲目】となる。デッカの退廃音楽シリーズで脚光を浴びたウルマン(Viktor Ullmann 1898-1944)であるが、ここは選外として、20世紀のパリを象徴する芸術家の1人であるプーランク(Francis Poulenc 1899-1963)から「フルートソナタ」【281曲目】と歌曲「モンパルナス」【282曲目】を挙げよう。プーランクには魅力的な作品が他にもたくさんあるのだけれど、割り当て数として2曲が妥当に感じられ、管理人が2曲選ぶなら上述の2曲ということになる。日本の作曲家とも深い親交を巡らせたチェレプニン(Alexander Tcherepnin 1899-1977)、シュールホフやウルマンとともに、退廃音楽のレッテルによりナチスの政策によって迫害されたハース(Pavel Haas 1899-1944)とクラーサ(Hans Krasa 1899-1944)、いずれも尊重しつつ、選外。レブエスタス(Silvestre Revueltas 1899-1940)、ショルド(Yngve Skold 1899-1992)とお国柄を感じつつこれも選ぶまでは至らない。 長らく選考を続けてきた当シリーズであるが、ついに1900年以降に生まれた作曲家たちに対象は移行する。残りは18枠。 クシェネク(Ernst Krenek 1900-1991)、「三文オペラ」のヴァイル(Kurt Weill 1900-1950)は割愛し、ロドリーゴ(Joaquin Rodrigo 1901-1999)の「アランフェス協奏曲」【283曲目】もまた不滅の旋律であり、選ぶべきだろう。この後、以下の作曲家の方々の作品を失礼ながら選外とした。ラッブラ(Edmund Rubbra 1901-1986)、ウォルトン(William Walton 1902-1983)、デュリュフレ(Maurice Durufle 1902-1986)、ヴォルペ(Stefan Wolpe 1902-1972)、ブラッヒャー(Boris Blacher 1903-1975)、ゴルトシュミット(Berthold Goldschmidt 1903-1996)、ハチャトゥリアン(Aram Khachaturian 1903-1978)、カバレフスキー(Dmitri Kabalevsky 1904-1987)、アディンセル(Richard Addinsell 1904-1977)、トゥビン(Eduard Tubin 1905-1982)、ティペット(Michael Tippett 1905-1998)、ロースソーン(Alan Rawsthorne 1905-1971)、冼星海(Xian Xinghai 1905-1945)、ハルトマン(Karl Hartmann 1905-1963)、オルウィン(William Alwyn 1905-1985)。中にあって、ハチャトゥリアンの「ガイーヌ」「ピアノ協奏曲」など面白いし、カバレフスキーの「ピアノ協奏曲 第2番」も大好きな作品なので、ずいぶん悩んだが、選外となった。その分、次に登場する最後の大作曲家ショスタコーヴィチ(Dmitri Shostakovich 1906-1975)に枠がまわされることになる。 ショスタコーヴィチの作品では、まず15曲ある彼の交響曲からどれを選ぶのかが大変難しい。いろいろ悩んだ末、中期の充実がやはり素晴らしいと感じ、「交響曲 第5番 革命」【284曲目】、「交響曲 第7番 レニングラード」【285曲目】、「交響曲 第8番」【286曲目】、「交響曲 第10番」【287曲目】とした。個人的には第8交響曲が、この作曲家の最高傑作と思う。しかし、人によっては、後期の虚無が忍び寄る第14番、もしくは壮絶なオーケストレーションが圧巻の第4番を代表作とするのも、納得できるところである。どこかで線引きしないとキリがないので、上述の4曲で止めることとしたい。他の曲では「ヴァイオリン協奏曲 第1番」【288曲目】と「ピアノ五重奏曲」【289曲目】は疑いなく名作であり、外しようがない。弦楽四重奏曲の中からは、一般的に最高傑作とされる「弦楽四重奏曲 第8番」【290曲目】を選ぶのが順当であろう。また、晩年の「ヴィオラソナタ」【291曲目】も、より聴かれるべき作品でありここに加えたい。ピアノ独奏曲では「24の前奏曲とフーガ」【292曲目】が偉大な芸術的成果であろう。以上、ショスタコーヴィチの膨大な作品群からは、9曲を選ぶこととなった。 ショスタコーヴィチ以後では、誰の何を選ぶのかはますます趣味性の占める領域が高く、何をもって客観性を担保すべきか大いに悩ましいところとなる。ヴェレシュ(Sandor Veress 1907-1992)、サイグン(Ahmed Saygun 1907-1991)は選外となるだろう。だがメシアン(Olivier Messiaen 1908-1992)から何曲か選ぶことについては、おおむねの了解を得られると考える。私見により、オーケストラのための大曲「トゥーランガリラ交響曲」【293曲目】とピアノ独奏のための長大な作品「鳥のカタログ」【294曲目】を選ぶ。収容所のエピソードで有名な「世の終わりのための四重奏曲」、それに「幼子イエズスにそそぐ20のまなざし」も美しいが、次点としたい。アンダーソン(Leroy Anderson 1908-1975)、カーター(Elliott Carter 1908-2012)も選外としたが、バーバー(Samuel Barber 1910-1981)の「弦楽のためのアダージョ」【295曲目】は、映画で使用されたこともあり、あまりにも有名で、かつ美しい作品であり、加えることとしたい。絶望を描いたペッテション(Allan Pettersson 1911-1980)もいくつか名作と呼べる作品を書き、熱狂的ファンもいることから、「交響曲 第7番」あたりを選んでもいいかもしれないが、今回は他に譲る形となった。ケージ(John Cage 1912-1992)は知名度十分だが、ではここで選ぶのに相応しい作品があるかと考えると微妙で、むしろブリテン(Benjamin Britten 1913-1976)が管理人には発見の多い作曲家であり、ここではその代表作の一つとして知られる「戦争レクイエム」【296曲目】を加えたい。 この後、またしばらく割愛が続く。この年代の主な作曲家の名前のみ挙げると、ルトスワフスキ(Witold Lutoslawski 1913-1994)、伊福部昭(1914-2006)、エングルンド(Einar Englund 1916-1999)、デュテイユー(Henri Dutilleux 1916-2013)、バーンスタイン(Leonard Bernstein 1918-1990)、ヒートン(Wilfred Heaton 1918-2000)、ヴァインベルク(Moisey Vainberg 1919-1996)、マデルナ(Bruno Maderna 1920-1973)、アルチュニアン(Alexander Harutunyan 1920-2012)、ピアソラ(Astor Piazzolla 1921-1992)、アーノルド(Malcolm Arnold 1921-2006)、リゲティ(Gyorgy Ligeti 1923-2006)、ローレム(Ned Rorem 1923-)、ノーノ(Luigi Nono 1924-1990)、ブーレーズ(Pierre Boulez 1925-2016)、テオドラキス(Mikis Theodorakis 1925-)、ベリオ(Luciano Berio 1925-2003)、ヘンツェ(Hans Henze 1926-2012)、フェルドマン(Morton Feldman 1926-1987)といった人たちがいて、熱狂的なファンのいる人たちもいるのだが、今回の流れの中には入れないことにした。 あと4枠あるのだが、まず最近亡くなったラウタヴァーラ(Einojuhani Rautavaara 1928-2016)の「ピアノ協奏曲 第3番」【297曲目】が本当に美しい曲であり、是非とも加えたい。このあと、武満徹(1930-1996)、オガーマン(Claus Ogermann 1930-)、シチェドリン(Rodion Shchedrin 1932-)、ゲール(Alexander Goehr 1932-)、ノアゴー(Per Norgard 1932-)、グレツキ(Henryk Gorecki 1933-2010)、ペンデレツキ(Krzysztof Penderecki 1933-)、シュニトケ(Alfred Schnittke 1934-1998)、カラマーノフ(Alemdar Karamanov 1934-)となかなか存在感のある人たちが続くのだが、やはり今回のラインナップからは割愛させていただき、ペルト(Arvo Part 1935)の「鏡の中の鏡」【298曲目】がわかりやすく、音楽的で美しいので、これをカウントしたい。この後、サッリネン(Aulis Sallinen 1935-)、カンチェリ(Giya Kancheli 1935-)、ライヒ(Steve Reich 1936-)、カプースチン(Nikolai Kapustin 1937-)となかなか彩豊かではあるが、ここは趣味性を優先して、グラス(Philip Glass 1937-)の「交響曲 第9番」【299曲目】を加えたい。 いよいよ残すところ1曲となった。シルヴェストロフ(Valentin Silvestrov 1937-)、セグルビョルンソン(Torkell Sigurbjornsson 1938-)、コリリアーノ(John Corigliano 1938-)と面白い作曲家が続くが、録音点数の多さ、多様なアプローチを認める面白さ、古典からの連続性といった観点で、締めくくりに相応しい1曲としてジェフスキー(Frederic Rzewski 1938-)の「不屈の民 変奏曲」【300曲目】を選ばせてもらおう。バッハのゴルドベルク変奏曲、ベートーヴェンのディアベッリの主題による変奏曲と同規模の楽曲であることも、流れを捉えた締めくくりに相応しい。 なお、すでに枠が尽きたわけだが、ジェフスキー以後の主要な作曲家を、名前のみ紹介させていただこう。ボルコム(William Bolcom 1938-)、ブレイク(Howard Blake 1938-)、ブロウウェル(Leo Brouwer 1939-)、アンドリーセン(Louis Andriessen 1939-)、アルチョーモフ(Vyacheslav Artyomov 1940-)、ナイマン(Michael Nyman 1944-)、ヴァスクス(Peteris Vasks 1946-)、シノーポリ(Giuseppe Sinopoli 1946-2001)、アダムス(John Adams 1947-)、バークリー(Michael Berkeley 1948-)、ルジッカ(Peter Ruzicka 1948-)、リーム(Wolfgang Rihm 1952-)、サーリアホ(Kaija Saariaho 1952-)、吉松隆(1953-)、リューエンソーン(Gideon Lewensohn 1954-)、ドアティ(Michael Daugherty 1954-)、シャオガン(Ye Xiaogang 1955-)、タン・ドゥン(Tan Dun 1957-)、リンドベリ(Magnus Lindberg 1958-)、マクミラン(James MacMillian 1959-)、ターネジ(Mark-Anthony Turnage 1960-)、ゴリホフ(Osvaldo Golijov 1960-)、ハフ(Stephen Hough 1961-)、ボーレンシュタイン(Nimrod Borenstein 1969-)、ショア(Alexey Shor 1970-)、ベルグ(Fred Berg 1977-)、トリスターノ(Francesco Tristano 1981-)、グリーンバーグ(Jay Greenberg 1991-)。 以上をもって、(全文読む人はほとんどいないと思われる)「完全音楽企画 管理人のクラシック音楽 名曲300選」を終えることとしたい。なお、選ばせていただいた300曲について、以下の別表に、管理人の推薦盤と併せてまとめさせていただく。 |
別表 完全音楽企画 管理人のクラシック音楽 名曲300選とその推薦盤一覧
作曲者 | 楽曲 | 推薦盤 | 番号 | |
1 | モンテヴェルディ | 聖母マリアの夕べの祈り | ガーディナー指揮 イングリッシュ・バロック・ソロイスツ モンテヴェルディ合唱団 ロンドン・オラトリー少年合唱団 1989年録音 | UCCA3108 |
2 | プレトリウス | クリスマスミサ | マクリーシュ指揮 ガブリエリ・コンソート&プレイヤーズ ロスキレ大聖堂少年聖歌隊及び会衆による合唱 1993年録音 | Dg Archiv 4791757 |
3 | フレスコバルディ | 音楽の花束 | org: ギエルミ エルケンス指揮 カンティクム 1994年録音 | Dhm 05472 77331 2,74321 935472 |
4 | ビーバー | ロザリオのソナタ | vn: ゼペック cemb,org: ベーリンガー gamb: パール テオルボ: サンタナ 2009年録音 | Coviello COV21008 |
5 | パッヘルベル | カノン | ミュンヒンガー指揮 シュトゥットガルト室内管弦楽団 1984年録音 | FOOL-23017 |
6 | コレッリ | ソナタ ニ短調 op.5-12 「ラ・フォリア」 | Bfl: ブリュッヘン Bvc: ビルスマ cemb: レオンハルト 1979年録音 | BVCC-5117 |
7 | パーセル | 歌劇「ディドーとエネアス」 | パロット指揮 タヴァナー合唱団 タヴァナー・プレイヤーズ S: カークビー ネルソン T: トーマス 1981年録音 | CHANDOS CHAN 0521 |
8 | クープラン | クラウザン曲集 第2巻 | p: ヒューイット(選集) 2002年録音 | hyperion CDA67440 |
9 | ヴィヴァルディ | 合奏協奏曲「四季」 | vn: ゴルツ ゴルツ指揮 フライブルク・バロック・オーケストラ 1996年録音 | harmonia mundi 05472773842 |
10 | ラモー | 新クラヴサン組曲 イ調 | p: タロー 2001年録音 | harmonia mundi HMC 901754 |
11 | ヘンデル | 水上の音楽 | マロン指揮 アラディア・アンサンブル 2005年録音 | naxos 8557764 |
12 | ヘンデル | オラトリオ「メサイア」 | 鈴木雅明指揮 バッハ・コレギウム・ジャパン S: 鈴木美登里 CT: 米良美一 T: エルウィス B: トーマス 1996年録音 | BIS891 |
13 | バッハ | 管弦楽組曲 第2番 ロ短調 BWV1067 | ミュラー=ブリュール指揮 ケルン室内管弦楽団 fl: カイザー 1998年録音 | naxos 8554609 |
14 | バッハ | チェンバロ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052 | cemb: ピノック ピノック指揮 イングリッシュコンサート 1979-80年録音 | POCA-2103 |
15 | バッハ | ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 BWV1041 | vn: ポッジャー ポッジャー指揮 ブレコン・バロック 2010年録音 | Channel CCSANNI2010 |
16 | バッハ | 平均律クラヴィーア曲集 第1巻 | p: アシュケナージ 2004-05年録音 | UCCD-1148/50 |
17 | バッハ | イギリス組曲 第3番 ト短調 BWV808 | p: アンデルジェフスキ 2014年録音 | Warner 2564621939 |
18 | バッハ | イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811 | p: フェルツマン 2005年録音 | Camarata CMCD-20068/9 |
19 | バッハ | パルティータ 第2番 ハ短調 BWV826 | p: ヴェデルニコフ 1972年録音 | Venezia CDVE00024 |
20 | バッハ | ゴルドベルク変奏曲 BWV988 | p: シフ 2001年録音 | ECM 472 185-2 |
21 | バッハ | 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV903 | p: コロリオフ 1999年録音 | hanssler CD 92.108 |
22 | バッハ | フーガの技法 BWV1080 | p: エマール 2007年録音 | DG 477 7345 |
23 | バッハ | 無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004 | vn: クイケン 1999,2000年録音 | harmonia mundi 05472 77527 2 |
24 | バッハ | 無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007 | vc: クニャーゼフ 2003年録音 | WPCS-11747/9 |
25 | バッハ | トッカータとフーガ ニ短調 BWV565 | org: ハーフォード 1977-1980年録音 | FOOL-23026 |
26 | バッハ | 幻想曲とフーガ ト短調 BWV542 | org: コープマン 1994-99年録音 | warner 2564692817 |
27 | バッハ | マタイ福音書による受難曲 BWV244 | シャイー指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団 テルツ少年合唱団 2009年録音 | DECCA 4782194 |
28 | ペルゴレージ | スターバトマーテル | デュトワ指揮 モントリオール・シンフォニエッタ S: アンダーソン MS: バルトリ 1991年録音 | 436 209-2 |
29 | ハイドン | 交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」 | ミンコフスキ指揮 レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル 2009年録音 | Naive V5176 |
30 | ハイドン | 弦楽四重奏曲 第77番 ハ長調 「皇帝」 | タカーチ四重奏団 1987年録音 | LONDON 421 360-2 |
31 | ハイドン | 弦楽四重奏曲 第78番 変ロ長調 「日の出」 | タカーチ四重奏団 1988年録音 | FOOL-20450 |
32 | ハイドン | 弦楽四重奏曲 第79番 ニ長調 「ラルゴ」 | クイケン四重奏団 1995-96年録音 | COCO-70519 |
33 | クレメンティ | ピアノ・ソナタ ト短調 op.34-2 | p: シェリー 2009年録音 | htperion CDA67814 |
34 | モーツァルト | 交響曲 第35番 ニ長調 K385「ハフナー」 | クーベリック指揮 バイエルン放送交響楽団 1980年録音 | 22DC-5575 |
35 | モーツァルト | 交響曲 第38番 ニ長調 K504「プラハ」 | マッケラス指揮 スコットランド室内管弦楽団 2007年録音 | LINN CKD 308 |
36 | モーツァルト | 交響曲 第39番 変ホ長調 K543 | C.デイヴィス指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 1981年録音 | UCCD2219 |
37 | モーツァルト | 交響曲 第40番 ト短調 K550 | ヴァイル指揮 ターフェル・ムジーク・オーケストラ 2006年録音 | harmonia mundi 82876895042 |
38 | モーツァルト | 交響曲 第41番 ハ長調 K551「ジュピター」 K551 | ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラ 2010年録音 | Glossa GCD921121S |
39 | モーツァルト | ディヴェルティメント ニ長調 K136 | イ・ムジチ合奏団 1983年録音 | Glossa GCD921119 |
40 | モーツァルト | セレナーデ 第9番 ニ長調 K320「ポストホルン」 | C.デイヴィス指揮 バイエルン放送交響楽団 1992年録音 | BVCC-37209 |
41 | モーツァルト | セレナーデ 第13番 ト長調 K525 「アイネクライネナハトムジーク」 | ドホナーニ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1991-93年録音 | POCL-1510 |
42 | モーツァルト | ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466 | p: アシュケナージ アシュケナージ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1983年録音 | DECCA 443 727-2 |
43 | モーツァルト | ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K467 | p: ティーポ シャイー指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1983年録音 | DISCHI RICORDI CDRCL 27063 |
44 | モーツァルト | ピアノ協奏曲 第24番 ハ短調 K491 | p: スドビン オラモ指揮 ミネソタ管弦楽団 2011-12年録音 | BIS BISSA1978 |
45 | モーツァルト | ヴァイオリン協奏曲 第5番 イ長調 K217 「トルコ風」 | vn: ズーカーマン アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ管弦楽団 1996年録音 | audite 97.535 |
46 | モーツァルト | ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 変ホ長調 K364 | vn: フィッシャー va: ニコリッチ クライツベルク指揮 オランダ室内管弦楽団 2007年録音 | Pentatone PTC5186098 |
47 | モーツァルト | フルート協奏曲 第1番 ト長調 K313 | fl: パユ アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1996年録音 | TOCE-9437 |
48 | モーツァルト | クラリネット協奏曲 イ長調 K622 | cl: ヘプリック ブリュッヘン指揮 18世紀オーケストラ 1985/87年録音 | DECCA 480 0180 |
49 | モーツァルト | オーボエ協奏曲 ハ長調 K314 | ob: トレチェック ベーム指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1974年録音 | UCCG6021 |
50 | モーツァルト | 弦楽五重奏曲 第4番ト短調 K516 | ウィーン・アルティス四重奏団 va: シュニッツラー 1990年頃録音 | SONY FCCC 50194 |
51 | モーツァルト | ピアノと管楽器のための五重奏曲 変ホ長調 K452 | p: アシュケナージ ロンドン管楽合奏団 1965年録音 | UCCD3861 |
52 | モーツァルト | ヴァイオリンソナタ 第28番 ホ短調 K304 | vn: パールマン p: バレンボイム 1983/85年録音 | F00G-27095 |
53 | モーツァルト | ヴァイオリンソナタ 第34番 変ロ長調 K378 | vn: ゴールドベルク p: ルプー 1974年録音 | FOOL-23136 |
54 | モーツァルト | ヴァイオリンソナタ 第42番 ヘ長調 K547 | vn: ツィンマーマン p: ロンクィッヒ 1987-90年録音 | EMI 3676292 |
55 | モーツァルト | ピアノソナタ 第11番 イ長調 「トルコ行進曲付」 K331 | hf: シュタイアー 2004年録音 | harmonia mundi HMC 901856 |
56 | モーツァルト | レクイエム K626 | クルレンツィス指揮 アンサンブル・ムジカエテルナ ニュー・シベリアン・シンガーズ(ノヴォシビルスク歌劇場合唱団) S: ケルメス A: ウゼール T: ブルッチャー B: リシャール 2009年録音 | alpha ALPHA178 |
57 | モーツァルト | 歌劇「フィガロの結婚」 K492 | ベーム指揮 ベルリンドイツオペラ Br: F=ディースカウ S: ヤノヴィッツ 1968年録音 | POCG-2188/90 |
58 | モーツァルト | 歌劇 「魔笛」 K620 | スウィトナー指揮 ドレスデン国立管弦楽団 ライプツィヒ放送合唱団 B: アダム T: シュライアー S: ゲスティ ドナート 1970年録音 | BMG 74321 32240 2 |
59 | ベートーヴェン | 交響曲 第3番 変ホ長調 「英雄」 op.55 | シュイ指揮 コペンハーゲン・フィルハーモニー管弦楽団 2012年録音 | Orchid Classics ORC100045 |
60 | ベートーヴェン | 交響曲 第5番 ハ短調 「運命」 op.67 | ラトル指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 2000年録音 | EMI 7243 5 57165 2 1 |
61 | ベートーヴェン | 交響曲 第6番 ヘ長調 「田園」 op.68 | スウィトナー指揮 ベルリン・シュターツカペレ 1980年録音 | COCQ85314 |
62 | ベートーヴェン | 交響曲 第7番 イ長調 op.92 | ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 1973,74年録音 | UCCD3723 |
63 | ベートーヴェン | 交響曲 第9番 ニ短調 「合唱付」 op.125 | シャイー指揮 ゲヴァントハウス管弦楽団 ゲヴァントハウス合唱団 ゲヴァントハウス児童合唱団 MDR放送合唱団 S: ベラノワ A: パーシキヴィ T: スミス B: ブラッハマン 2008-09年録音 | DECCA 4783497 |
64 | ベートーヴェン | ピアノ協奏曲 第3番 ハ短調 op.37 | p: シフ ハイティンク指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 1996年録音 | TELDEC 0630-13159-2 |
65 | ベートーヴェン | ピアノ協奏曲 第4番 ト長調 op.58 | p: アシュケナージ メータ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1983年録音 | DECCA 468 906-2 |
66 | ベートーヴェン | ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 「皇帝」 op.73 | p: グルダ シュタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1970,71年録音 | UCCD-7030 |
67 | ベートーヴェン | ヴァイオリン協奏曲 | vn: ファウスト ビエロフラーヴェク指揮 プラハ・フィルハーモニア 2006年録音 | harmonia mundi HMC 901944 |
68 | ベートーヴェン | 七重奏曲 | ベルリンフィル八重奏団 1972年録音 | PHCP-3529 |
69 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第7番 ヘ長調 「ラズモフスキー 1番」 op.59-1 | アルテミス四重奏団 2005年録音 | Virgin 0708582 |
70 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第8番 ホ短調 「ラズモフスキー 2番」 op.59-2 | 東京四重奏団 1989-90年録音 | RCA BVCC-3015/17 |
71 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第9番 ハ長調 「ラズモフスキー 3番」 op.59-3 | 上海クァルテット 2008年録音 | Camerata CMCD28169 |
72 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第10番 変ホ長調 「ハープ」 op.74 | タカーチ四重奏団 2001年録音 | DECCA 470 847-2 |
73 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第11番 ヘ短調 「セリオーソ」 op.95 | アルバンベルク弦楽四重奏団 1979,81年録音 | TOCE-9012 |
74 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第13番 変ロ長調 op.130 | タカーチ四重奏団 2003-04年録音 | UCCD-1128/30 |
75 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第14番 嬰ハ短調 op.131 | アルバンベルク弦楽四重奏団 1983年録音 | TOCE-6002 |
76 | ベートーヴェン | 弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 op.132 | 東京四重奏団 1990-91年録音 | BVCC-2110 |
77 | ベートーヴェン | ピアノ三重奏曲 第7番 変ロ長調 「大公」 op.97 | p: アシュケナージ vn: パールマン vc: ハレル 1979-84年録音 | EMI 7243 5 85496 2 |
78 | ベートーヴェン | ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 「春」 op.24 | vn: ファウスト p: メルニコフ 2008年録音 | harmonia mundi HMC 902025.27 |
79 | ベートーヴェン | ヴァイオリンソナタ 第9番 イ長調 「クロイツェル」 op.47 | vn: パールマン p: アシュケナージ 1973年録音 | DECCA 421 453-2 |
80 | ベートーヴェン | チェロソナタ 第3番 イ長調 op.69 | vc: ケラス p: メルニコフ 2013年録音 | harmonia mundi HMC902183 |
81 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調「月光」 op.27-2 | p: アシュケナージ 1977年録音 | DECCA 443 706-2 |
82 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第17番 ニ短調 「テンペスト」 op.31-2 | p: チアーニ 1970年録音(モノラル) | DYNAMIC CDS432-1/9 |
83 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第21番 ハ長調 「ヴァルトシュタイン」 op.53 | p: ブレンデル 1993年録音 | DECCA 475 7182 |
84 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 「熱情」 op.57 | p: アシュケナージ 1978年録音 | DECCA 443 706-2 |
85 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第29番 変ロ長調 「ハンマークラヴィーア」 op.106 | p: オズボーン 2015年録音 | hyperion CDA68073 |
86 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第30番 ホ長調 op.109 | p: アシュケナージ 1991年録音 | DECCA 436 076-2 |
87 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第31番 変イ長調 op.110 | p: アンデルジェフスキ 1996年録音 | Virgin 7243 5 45632 2 |
88 | ベートーヴェン | ピアノソナタ 第32番 ハ短調 op.111 | p: シフ 2007年録音 | ECM 476 9192 |
89 | ベートーヴェン | ディアベッリの主題による変奏曲 op.120 | p: ロマノフスキー 2010年録音 | DECCA 4764151 |
90 | フンメル | ピアノ協奏曲 第2番 イ短調 op.85 | p: ハフ トムソン指揮 イギリス室内管弦楽団 1986年録音 | CHANDOS CHAN8507 |
91 | パガニーニ | 24のカプリース | vn: エーネス 1995年録音 | TELARC CD-80398 |
92 | ウェーバー | 歌劇 「魔弾の射手」 | C.クライバー指揮 シュターツカペレ・ドレスデン T: シュライヤー S: ヤノヴィッツ 1973年録音 | F70G-20052/3 |
93 | ロッシーニ | 歌劇 「セビリャの理髪師」 | ハンブルク指揮 ファイローニ室内管弦楽団 Br: セルヴィーレ ケルテシ MS: ガナッシ T: ヴァルガス Bs: グランディス ロメ 1992年録音 | naxos 8.660027-29 |
94 | ロッシーニ | 歌劇 「ギヨーム・テル」 | シャイー指揮 ナショナル・フィル アンブロジアン・オペラ合唱団 Br: ミルンズ T: パヴァロッティ S: フレーニ Bs: トムリンソン ギャウロフ Ms: ジョーンズ コネル 1978,79年録音 | DECCA 475 7723 |
95 | シューベルト | 交響曲 第8番 ロ短調 「未完成交響曲」 D759 | シノーポリ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 1983年録音 | POCG-1191 |
96 | シューベルト | 交響曲 第9番 ハ長調 「ザ・グレイト」 D944 | ノリントン指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団 2001,02年録音 | hanssler KKCC-4408 |
97 | シューベルト | ピアノ五重奏曲 イ長調 「鱒」 D667 | p: ヘフリガー タカーチ四重奏団 db: カーヴァー 1997年録音 | POCL-1852 |
98 | シューベルト | 弦楽五重奏曲 ハ長調 D956 | パヴェル・ハース弦楽四重奏団 vc: 石坂団十郎 2013年録音 | Supraphon SU4110 |
99 | シューベルト | 弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 「死と乙女」 D810 | パヴェル・ハース弦楽四重奏団 2013年録音 | Supraphon SU4110 |
100 | シューベルト | 弦楽四重奏曲 第15番 ト長調 D887 | タウルス弦楽四重奏団 2017年録音 | EMI 7243 5 56471 2 2 |
101 | シューベルト | アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D821 | vc: ペレーニ p: シフ 1995年録音 | TELDEC 0630 13151 2 |
102 | シューベルト | ピアノソナタ 第21番 変ロ長調 D960 | p: フォークト 2006-07年録音 | Avi music 8553098 |
103 | シューベルト | 即興曲集 D899 と D935 | p: ルイス 2011,12年録音 | harmonia mundi HMC902115 と HMC902136 |
104 | シューベルト | 歌曲集「冬の旅」 D911 | Br: F.ディースカウ p: ムーア 1962年録音 | EMI CC30-9048 |
105 | シューベルト | 歌曲集「白鳥の歌」D957 | Br: ゲルネ p: エッシェンバッハ 2010,11年録音 | harmonia mundi HMC902139 |
106 | シューベルト | 糸を紡ぐグレ-トヒェン D118 | MS: ルートヴィヒ p: ゲイジ 1973年録音 | DG 431476 |
107 | シューベルト | 水の上にて歌う D774 | S: アメリング p: ヤンセン 1984年録音 | PHCP-10548 |
108 | シューベルト | 岩の上の羊飼い D965 | S: ボニー p: パーソンズ cl: カム 1994年録音 | WPCS-21241 |
109 | ベルリオーズ | 幻想交響曲 op.14 | チョン・ミュンフン指揮 バスティーユ管弦楽団 1993年録音 | DG 445 878-2 |
110 | メンデルスゾーン | 交響曲 第3番 イ短調 「スコットランド」 op.56 | セレブリエール指揮 スコットランド室内管弦楽団 1989年録音 | ASV CRCB-149 |
111 | メンデルスゾーン | ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 op.64 | vn: ヤンセン シャイー指揮 ゲヴァントハウス管弦楽団 2006年録音 | DECCA 475 8328 |
112 | メンデルスゾーン | 付随音楽「真夏の夜の夢」 op.61 | プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 S: ウォルトン Ms: ウォーリス 1976年録音 | EMI CE25-5630 |
113 | ショパン | ピアノソナタ 第2番 変ロ短調「葬送行進曲付」op.35 | p: アシュケナージ 1972年録音 | POCL-90083 |
114 | ショパン | ピアノソナタ 第3番 ロ短調 op.58 | p: アシュケナージ 1977年録音 | DECCA 446 738-2 |
115 | ショパン | 24の練習曲 op.10 と op.25 | p: アシュケナージ 1959,60年録音 | YEDANG YCC-0154 |
116 | ショパン | バラード 第1番 ト短調 op.23 | p: F.ケンプ 2000年録音 | BIS-CD-1160 |
117 | ショパン | ポロネーズ 第6番 変イ長調 「英雄」 op.53 | p: ブレハッチ 2013年録音 | DG 4790928 |
118 | ショパン | 2つのノクターン op.62 | p: アシュケナージ 1999年録音 | DECCA 466 708-2 |
119 | ショパン | 舟歌 嬰ヘ長調 op.60 | p: ペライア 1984年録音 | 22DC-5551 |
120 | ショパン | 子守歌 変ニ長調 op.57 | p: アシュケナージ 1999年録音 | DECCA 466 708-2 |
121 | シューマン | 交響曲 第4番 ニ短調 op.120 | バーンスタイン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1984年録音 | F00G-27054 |
122 | シューマン | ピアノ協奏曲 イ短調 op.54 | p: ペライア アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1994,97年録音 | SRCR-1995 |
123 | シューマン | チェロ協奏曲 イ短調 op.129 | vc: ワン ヘレヴェッヘ指揮 シャンゼリゼ管弦楽団 1996年録音 | harmonia mundi HMC 901598 |
124 | シューマン | ピアノ五重奏曲 変ホ長調 op.44 | p: ヴラダー ウィーン・アルティス四重奏団 1993年録音 | SONY SK 58 954 |
125 | シューマン | 交響的練習曲 op.13 | p: ヴェデルニコフ 1973年録音 | COCQ-83655 |
126 | シューマン | クライスレリアーナ op.16 | p: アシュケナージ 1994年録音 | OVCL-00052 |
127 | シューマン | 幻想曲 ハ長調 op.17 | p: シフ 2010年録音 | ECM 4763909 |
128 | シューマン | 歌曲集「詩人の恋」 op.48 | Br: ゲルネ p: アシュケナージ 1997年録音 | DECCA 458 265-2 |
129 | リスト | ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 | p: ネボルシン ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 2007年録音 | naxos 8570517 |
130 | リスト | ピアノソナタ ロ短調 | p: ハフ 1999年録音 | hyperion CDA67085 |
131 | リスト | 超絶技巧練習曲集 | p: シャマユ 2005年録音 | SONY 88697007082 |
132 | アルカン | 短調による12の練習曲集 | p: ギボンズ 1995年録音 | ASV CD DCS 227 |
133 | ワーグナー | 楽劇「トリスタンとイゾルデ」 | ベーム指揮 バイロイト祝祭管弦楽団 T: ヴィントガッセン S: ニルソン Br: グラインドル ヴェヒター 1966年録音 | DG 4497722 |
134 | ワーグナー | 楽劇「ニーベルングの指輪」 | ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 T: ヴィントガッセン S: ニルソン 1958-64年録音 | DECCA 455 555-2 |
135 | ヴェルディ | 歌劇「リゴレット」 | シャイー指揮 ボローニャ市立歌劇場管弦楽団 合唱団 Br: ヌッチ T: パヴァロッティ S: アンダーソン Bs: ギャウロフ MS: ヴァーレット 1989年録音 | DECCA 4783060 |
136 | ヴェルディ | レクエイム | ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 S: サザーランド MS: ホーン T: パヴァロッティ Bs: タルヴェラ 1967年録音 | UCCD-6052 |
137 | フランク | ピアノ五重奏曲 ヘ短調 | p: レヴィナス ルートヴィヒ四重奏団 1996年録音 | naxos 8553645 |
138 | フランク | ヴァイオリン・ソナタ イ長調 | vn: デュメイ p: ロルティ 2012年録音 | ONYX4096 |
139 | スメタナ | 交響詩「わが祖国」 | クーベリック指揮 ボストン交響楽団 1971年録音 | POCG-7054 |
140 | スメタナ | 弦楽四重奏曲 第1番 「わが生涯より」 | パヴェル・ハース四重奏団 2014年録音 | Supraphon SU4172 |
141 | ブルックナー | 交響曲 第7番 ホ長調 | マズア指揮 ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 1974年録音 | SONY 88843063682 |
142 | ブルックナー | 交響曲 第8番 ハ短調 | ハイティンク指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 2002年録音 | Profil PH07057 |
143 | ブルックナー | 交響曲 第9番 ニ短調 | ラトル指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2012年録音 | EMI 9529692 |
144 | J.シュトラウス | 喜歌劇「こうもり」 | カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン国立歌劇場合唱団 S: ギューデン ケート T: クメント1960年録音 | DEECA 4758319 |
145 | ボロディン | 歌劇 「イーゴリ公」 | ゲルギエフ指揮 キーロフ歌劇場管弦楽団 Bs: キット S: ゴルチャコーワ T: グリゴリアン 1993年録音 | Philips 442537 |
146 | ブラームス | 交響曲 第1番 ハ短調 op.68 | アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1990年録音 | POCG-20027 |
147 | ブラームス | 交響曲 第4番 ホ短調 op.98 | ワルター指揮 コロンビア交響楽団 1959年録音 | SONY 88843072592 |
148 | ブラームス | ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 op.83 | p: アシュケナージ ハイティンク指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1982年録音 | DECCA 410 009-2 |
149 | ブラームス | ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77 | vn: バティアシュヴィリ ティーレマン指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 2012年録音 | DG 4790086 |
150 | ブラームス | ハンガリー舞曲 第5番 ト短調(管弦楽版) | スウィトナー指揮 シュターツカペレ・ベルリン 1989年録音 | COCO70423 |
151 | ブラームス | ヴァイオリンソナタ 第3番 ニ短調 op.108 | vn: パールマン p: アシュケナージ 1983年録音 | TOCE-7079 |
152 | ブラームス | クラリネット(ヴィオラ)ソナタ 第1番 ヘ短調 op.120-1 | cl: セヴェール p: ラルーム 2014年録音 | Mirare MIR250 |
153 | ブラームス | ドイツ・レクイエム | P.ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団 スウェーデン放送合唱団 S: デセイ Br: テジエ 2009年録音 | Virgin 6286100 |
154 | サンサーンス | ヴァイオリン協奏曲 第3番 ロ短調 op.61 | vn: パールマン バレンボイム指揮 パリ管弦楽団 1983年録音 | F35G-50086 |
155 | ビゼー | 歌劇「カルメン」 | アバド指揮 ロンドン交響楽団 アンブロジアン・オペラ・コーラス MS: ベルガンサ T: ドミンゴ Br: ミルンズ S: コトルバシュ 1977年録音 | DG 4775342 |
156 | ムソルグスキー | 展覧会の絵 | p: アンスネス 2008,09年録音 | EMI 6983602 |
157 | ムソルグスキー | 歌曲集「死の歌と踊り」 | Br: ホロストフスキー テミルカーノフ指揮 サンクトペテルブルク・フィルハーモニー管弦楽団 2004年録音 | WPCS-11948 |
158 | ムソルグスキー | 歌劇 「ボリス・ゴドゥノフ」 | アバド指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ブラティスラヴァ・フィルハーモニー合唱団 ベルリン放送合唱団 テルツ少年合唱団 Bs: コチェルガ レイミー レイフェルクス S: ヴァレンテ Ms: ゴロチョフスカ T: ラングリッジ Br: シャギドゥリン ラリン 1980年録音 | SONY CD58977 |
159 | チャイコフスキー | 交響曲 第4番 ヘ短調 op.36 | ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 1986年録音 | DECCA 430 745-2 |
160 | チャイコフスキー | 交響曲 第5番 ホ短調 op.64 | ハイティンク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1974年録音 | PHCP-9614 |
161 | チャイコフスキー | 交響曲 第6番 ロ短調 「悲愴」 op.74 | カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1984年録音 | UCCG-70018 |
162 | チャイコフスキー | 弦楽セレナーデ ハ長調 op.48 | オルフェウス室内管弦楽団 1984-86年録音 | F00G-27093 |
163 | チャイコフスキー | ピアノ協奏曲 第1番 変ロ長調 op.23 | p: ガヴリーロフ アシュケナージ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1988年録音 | TOCE-4066 |
164 | チャイコフスキー | ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.35 | vn: カーラー D.ヤブロンスキー指揮 ロシア・フィルハーモニー管弦楽団 2004年録音 | naxos 8557690 |
165 | チャイコフスキー | バレエ音楽「くるみ割り人形」 | ゲルギエフ指揮 マリインスキー歌劇場管弦楽団 1998年録音 | Philips 462 114-2 |
166 | チャイコフスキー | バレエ音楽「白鳥の湖」 | ボニング指揮 ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 1976年録音 | DECCA 4732832 |
167 | チャイコフスキー | ピアノ三重奏曲 イ短調 「偉大な芸術家の思い出のために」 op.50 | p: アシュケナージ vn: パールマン vc: ハレル 1980年録音 | CC30-9107 |
168 | ドヴォルザーク | 交響曲 第8番 ト長調 「イギリス」 op.88 | ドホナーニ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1984年録音 | F00L-23005 |
169 | ドヴォルザーク | 交響曲 第9番 ホ短調 「新世界から」 op.95 | コンドラシン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1979年録音 | DEECA 448 245-2 |
170 | ドヴォルザーク | ヴァイオリン協奏曲 イ短調 op.53 | vn: シュポルツル アシュケナージ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 2001年録音 | Supraphon SU 3709-2 031 |
171 | ドヴォルザーク | チェロ協奏曲 ロ短調 op.104 | vc: ケラス ビエロフラーヴェク指揮 プラハ・フィルハーモニア 2004年録音 | harmonia mundi HMC 801867 |
172 | ドヴォルザーク | 弦楽四重奏曲 第12番 ヘ長調 「アメリカ」 op.96 | パヴェル・ハース弦楽四重奏団 2010年録音 | Supraphon SU4038 |
173 | ドヴォルザーク | スターバトマーテル op.58 | シノーポリ指揮 ドレスデン国立管弦楽団 合唱団 S: ズヴェツコヴァ MS: ドノーゼ T: ボーダ B: スカンディッツィ 2000年録音 | DG 471 033-2 |
174 | マスネ | 歌劇 「ウェルテル」 | シャイー指揮 ケルン放送交響楽団 ケルン児童合唱団 T: ドミンゴ Ms: オブラスツォワ グルントヘーバー モル オジェー 1979年録音 | DG 4775652 |
175 | グリーグ | 劇音楽「ペールギュント」 op.23 | エンゲセト指揮 マルメ交響楽団 サンド ヤコブセン ゲリッケ 2006-08年録音 | naxos 8570871 |
176 | グリーグ | ピアノ協奏曲 イ短調 op.16 | p: アンスネス M.ヤンソンス指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 2002年録音 | EMI 7243 5 57486 2 1 |
177 | R=コルサコフ | 交響組曲「シェエラザード」 | ゲルギエフ指揮 サンクトペテルブルク・マリインスキー歌劇場管弦楽団 2001年録音 | PHILIPS 470 840-2 |
178 | サラサーテ | ツィゴイネルワイゼン | vn: シャハム シノーポリ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1989,90年録音 | DG 459 056-2 |
179 | フォーレ | ピアノ五重奏曲 第1番 ニ短調 op.89 | p: ロジェ イザイ弦楽四重奏団 1995年録音 | DECCA 455 149-2 |
180 | フォーレ | ヴァイオリンソナタ 第1番 イ長調 op.13 | vn: ファウスト p: ボファール 2001年録音 | harmonia mundi KKCC-475 |
181 | フォーレ | レクエイム ニ短調 op.48 | P. ヤルヴィ指揮 パリ管弦楽団 合唱団 CT: ジャルスキー Br: ゲルネ 2011年録音 | Virgin 0884702 |
182 | デュパルク | 旅への誘い | Br: モラーヌ p: ビアンヴニュ 1954年録音 | PHCP 5112 |
183 | ヤナーチェク | シンフォニエッタ | セレブリエール指揮 ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団 1995-96年録音 | Reference Recordings RR2103 |
184 | ヤナーチェク | 草が茂る小道を通って | p: シフ 2000年録音 | ECM 461 660-2 |
185 | ヤナーチェク | グラゴルミサ曲 | マッケラス指揮 デンマーク国立放送交響楽団 合唱団 T: スヴェンソン A: キーベア ステーネ Bs: コルド 1994年録音 | Chandos CHAN 9310 |
186 | ヤナーチェク | 歌劇「イエヌーファ」 | マッケラス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 ウィーン少年合唱団 S: ゼーダーシュトレーム ランドヴァ T: ドヴォルスキー オフマン 1982年録音 | DECCA 4758227 |
187 | ヤナーチェク | 歌劇「利口な牝狐の物語」 | マッケラス指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 S: ポップ MS: ランドヴァ Bs: イェドゥリチカ ノヴァーク 1981年録音 | DECCA 4171292 |
188 | ショーソン | 詩曲 op.25 | vn: パールマン メータ指揮 ニューヨーク・フィルハーモニック 1986年録音 | F00G-27078 |
189 | エルガー | 交響曲 第1番 変イ長調 op.55 | C.デイヴィス指揮 シュターツカペレ・ドレスデン 1997年録音 | Profil PH13032 |
190 | エルガー | エニグマ変奏曲 op.36 | ショルティ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1996年録音 | DECCA PROA-203 |
191 | レオンカヴァッロ | 歌劇 「道化師」 | シャイー指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 T: クーラ アルバレス S: フラットリ 1999年録音 | UCCD-1014 |
192 | プッチーニ | 歌劇 「蝶々夫人」 | マゼール指揮 フィルハーモニア管弦楽団 S: スコット T: ドミンゴ 1978年録音 | SONY CD91135 |
193 | プッチーニ | 歌劇「トゥーランドット」 | メータ指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 S: サザーランド カバリエ T: パヴァロッティ Bs: ギャウロフ 1972年録音 | DECCA 4787815 |
194 | イザイ | 無伴奏ヴァイオリンソナタ op.27 | vn: ツェートマイヤー 2002年録音 | ECM 472 6872 |
195 | アルベニス | 組曲イベリア | p: アムラン 2004年録音 | hyperion CDA67476/7 |
196 | マーラー | 交響曲 第2番 ハ短調 「復活」 | P. ヤルヴィ指揮 フランクフルト放送交響楽団 オルフェオン・ドノスティアラ S: デセイ MS: クート 2009年録音 | Virgin 6945860 |
197 | マーラー | 交響曲 第5番 嬰ハ短調 | アシュケナージ指揮 シドニー交響楽団 2010年録音 | EXCL-00054 |
198 | マーラー | 交響曲 第6番 イ短調 「悲劇的」 | ドホナーニ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1991年録音 | UCCD-9025/6 |
199 | マーラー | 交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」 | ギーレン指揮 南西ドイツ放送交響楽団 1993年録音 | Hanssler 93030 |
200 | マーラー | 交響曲 第9番 ニ長調 | ドホナ-ニ指揮 クリ-ヴランド管弦楽団 1997年録音 | DECCA 458 902-2 |
201 | マーラー | 大地の歌 | ヨッフム指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 MS: メリマン T: ヘフリガー 1963年録音 | DG 439 471-2 |
202 | マーラー | 歌曲集「子供の不思議な角笛」 | シャイー指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 S: ボニー Br: ゲルネ T: ウィンベルイ Ms: フルゴーニ 2000年録音 | UCCD-1073 |
203 | ドビュッシー | 交響詩 「海」 | ブーレーズ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1993年録音 | DG 439896 |
204 | ドビュッシー | 夜想曲 | アシュケナージ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1986年録音 | F00L-23078 |
205 | ドビュッシー | 前奏曲集 | p: バヴゼ 2006年録音 | CHAN10421 |
206 | ドビュッシー | ベルガマスク組曲 | p: ワイセンベルク 1985年録音 | F00G-27063 |
207 | ドビュッシー | 映像 第1集 | p: バヴゼ 2008年録音 | Chandos CHAN10497 |
208 | ドビュッシー | 版画 | p: オズボーン 2016年録音 | hyperion CDA68161 |
209 | R.シュトラウス | アルプス交響曲 op.64 | ヤンソンス指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 2007,08年録音 | RCO RCO08006 |
210 | R.シュトラウス | 交響詩 「英雄の生涯」 op.40 | アシュケナージ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 2000年録音 | EXTON OVCL-00331 |
211 | R.シュトラウス | 交響詩 「ツァラトゥーストラかく語りき」 op.30 | カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1972,73年録音 | F00G-27033 |
212 | R.シュトラウス | 交響詩 「ティル・オイレンシュピーゲルのゆかいないたずら」 op.28 | カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1986年録音 | POCG-1175 |
213 | R.シュトラウス | 交響詩 「ドン・キホーテ」 op.35 | アシュケナージ指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 vc: マイスキー va: トムター 1999年録音 | EXTON KJCL-00018 |
214 | R.シュトラウス | 楽劇 「サロメ」 op.54 | ドホナーニ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 S: マルフィターノ Bs: ターフェル T: リーゲル Ms: シュヴァルツ 1994年録音 | DECCA 478 3057 |
215 | R.シュトラウス | 楽劇 「ばらの騎士」 op.59 | カラヤン指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 S: トモワ=シントウ Bs: モル MS: バルツァ 1982-84年録音 | DG 4779131 |
216 | シベリウス | 交響曲 第2番 ニ長調 op.43 | アシュケナージ指揮 ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団 2006,07年録音 | EXTON OVCL-00292 |
217 | シベリウス | 交響曲 第7番 ハ長調 op.105 | ベルグルンド指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 1984-87年録音 | Warner 9029586915 |
218 | シベリウス | ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47 | vn: ハーン サロネン指揮 スウェーデン放送交響楽団 2007年録音 | DG 477 7346 |
219 | グラズノフ | 交響曲 第5番 変ロ長調 op.55 | セレブリエール指揮 ロイヤル・スコティッシュナショナル管弦楽団 2004年録音 | warner 2564 61434-2 |
220 | サティ | 3つのジムノペティ | p: ティボーデ 2001年録音 | UCCD-1067 |
221 | グラナドス | ゴイェスカス | p: ルイサダ 1992年録音 | UCCG-4144 |
222 | ルクー | ヴァイオリンソナタ ト長調 | vn: イブラギモヴァ p: ティベルギアン 2010年録音 | hyperion CDA67820 |
223 | ツェムリンスキー | 抒情交響曲 | シャイー指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 S: マルク Br: ハーゲゴード 1993年録音 | DECCA 444 569-2 |
224 | スクリャービン | 交響曲 第4番 「法悦の詩」 | アシュケナージ指揮 ベルリン放送交響楽団 1990年録音 | POCL-1088 |
225 | スクリャービン | ピアノソナタ 第3番 嬰ヘ短調 op.23 | p: カステリスキー 1979-84年録音 | Classical Records CR090 |
226 | スクリャービン | ピアノソナタ 第9番 「黒ミサ」op.68 | p: ヴァウリン 1996年録音 | CLASSICO CLASSCD-227 |
227 | スクリャービン | 12の練習曲 op.8 | p: ニコノーヴィチ 1997年録音 | DENON COCO80864 |
228 | スクリャービン | 5つの前奏曲 op.74 | p: アシュケナージ 2014年録音 | DECCA 4788155 |
229 | スクリャービン | 幻想曲 ロ短調 op.28 | p: ヴァウリン 1996年録音 | CLASSICO CLASSCD-227 |
230 | V. ウィリアムズ | 交響曲 第2番 「ロンドン交響曲」 | ハイティンク指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1986年録音 | EMI CDC7 49394 2 |
231 | ラフマニノフ | 交響曲 第2番 ホ短調 op.28 | アシュケナージ指揮 フィルハーモニア管弦楽団 2015年録音 | Signum SIGCD530 |
232 | ラフマニノフ | ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 op.18 | p: アシュケナージ ハイティンク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1984年録音 | F35L-20048 |
233 | ラフマニノフ | ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 op.30 | p: アシュケナージ ハイティンク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1985年録音 | DECCA 417 239-2 |
234 | ラフマニノフ | ピアノソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 | p: ルガンスキー 2012年録音 | Ambroisie AM208 |
235 | ラフマニノフ | 24の前奏曲 op.3-2, op.23, op.32 | p: ネボルシン 2007年録音 | naxos 8570327 |
236 | ラフマニノフ | 練習曲集 「音の絵」 op.33 と op.39 | p: ハイルディノフ 2006年録音 | Chandos CHAN10391 |
237 | アイヴズ | ピアノソナタ 第2番「マサチューセッツ、コンコード、1840-1860」 | p: エマール fl: パユ va: ツィマーマン 2004年録音 | warner 2564.60297 |
238 | スーク | 交響曲 第2番 「アスラエル交響曲」 | アシュケナージ指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 2008年録音 | ondine ODE 1132-5 |
239 | ホルスト | 組曲「惑星」 | レヴァイン指揮 シカゴ交響楽団 1989年録音 | POCG-1063 |
240 | シェーンベルク | グレの歌 | インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団 T: フレイ S: コネル Ms: ネス B: グレンロー 1990年録音 | COCO-70485/6 |
241 | ラヴェル | バレエ音楽「ダフニスとクロエ」 | ブーレーズ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ベルリン放送合唱団 1994年録音 | DG 447 057-2 |
242 | ラヴェル | ボレロ | マゼール指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 1996年録音 | RCA BVCC-37273 |
243 | ラヴェル | ピアノ協奏曲 ト長調 | p: ティボーデ デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 1995年録音 | DECCA 452448 |
244 | ラヴェル | 左手のためのピアノ協奏曲 ニ長調 | p: ティボーデ デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 1995年録音 | DECCA 452448 |
245 | ラヴェル | 弦楽四重奏曲 ヘ長調 | アルバンベルク弦楽四重奏団 1984年録音 | EMI TOCE-7073 |
246 | ラヴェル | ヴァイオリンソナタ ト長調 | vn: テツラフ p: アンスネス 1994年録音 | Virgin 7243 5 45122 2 |
247 | ラヴェル | 夜のガスパール | p: ロルティ 1989年録音 | Chandos CHAN 8647 |
248 | ファリャ | 恋は魔術師 | デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 S: ボーキー Ms: トゥランジョー 1981年録音 | DECCA 410 008-2 |
249 | レスピーギ | 交響詩「ローマの松」 | デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 1982年録音 | F00L-23083 |
250 | メトネル | 悲劇的ソナタ op.39-5 | p: デミジェンコ 1992年録音 | helios CDH55315 |
251 | バルトーク | 管弦楽のための協奏曲 | ショルティ指揮 シカゴ交響楽団 1981-82年録音 | F00L-23091 |
252 | バルトーク | 弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 | ドホナーニ指揮 クリーヴランド管弦楽団 1992年録音 | POCL-9983 |
253 | バルトーク | ピアノ協奏曲 第3番 | p: バヴゼ ノセダ指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団 2009年録音 | Chandos CHAN10610 |
254 | バルトーク | ヴァイオリン協奏曲 第2番 | vn: エーネス ノセダ指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団 2009-11年録音 | Chandos CHAN10690 |
255 | バルトーク | 弦楽四重奏曲 第4番 | ツェートマイアー四重奏団 2001年録音 | ECM 4657762 |
256 | バルトーク | 弦楽四重奏曲 第5番 | タカーチ四重奏団 1996年録音 | DECCA 455 297-2 |
257 | エネスコ | 弦楽八重奏曲 | vn: クレーメル クレメラータ・バルティカ 2000,01年録音 | ECM AMCY-19028 |
258 | シマノフスキ | ヴァイオリン協奏曲 第1番 op.35 | vn: スクリデ ペトレンコ指揮 オスロ・フィルハーモニー管弦楽団 2013年録音 | ORFEO873141 |
259 | シマノフスキ | ピアノソナタ 第2番 イ長調 op.21 | p: ロスコー 1994年録音 | naxos 8.553867 |
260 | コダーイ | 組曲「ハーリ・ヤーノシュ」 | ドラティ指揮 フィルハーモニア・フンガリカ ツィンバロン: リーチ 1973年録音 | UCCD3890/2 |
261 | コダーイ | 無伴奏チェロソナタ | vc: 石坂団十郎 2011,12年録音 | ONYX4120 |
262 | ストラヴィンスキー | バレエ音楽「ペトルーシュカ」 | シャイー指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1992年録音 | DECCA 443 774-2 |
263 | ストラヴィンスキー | バレエ音楽「春の祭典」 | ドラティ指揮 デトロイト交響楽団 1980-81年録音 | F00L-23023 |
264 | ストラヴィンスキー | バレエ音楽「火の鳥」 | ハイティンク指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1995年録音 | PHILIPS PROA-162/3 |
265 | ストラヴィンスキー | バレエ音楽 「結婚」 | アシュケナージ指揮 ベルリン・ドイツ管弦楽団 エルンスト・ゼンフ合唱団 ピアノ・サーカス S: ボジコ MS: マルナ Br: シリンス 1994年録音 | DECCA 444 542-2 |
266 | バックス | 交響曲 第3番 | ハンドリー指揮 BBCフィルハーモニー管弦楽団 2003年録音 | Chandos CHAN-10122 |
267 | ベルク | ヴァイオリン協奏曲 | vn: ファウスト アバド指揮 モーツァルト管弦楽団 2010年録音 | harmonia mundi HMC902105 |
268 | ベルク | ピアノソナタ | p: ヴァーリョン 2011年録音 | ECM 4764585 |
269 | ベルク | 歌劇「ヴォツェック」 | ドホナーニ指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 Br: ヴェヒター S: シリア T: ヴィンクラー ツェドニク 1979年録音 | DECCA 4783408 |
270 | プロコフィエフ | 交響曲 第5番 変ロ長調 op.100 | アシュケナージ指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1985年録音 | DECCA 470 528-2 |
271 | プロコフィエフ | バレエ音楽「ロメオとジュリエット」 | アシュケナージ指揮 シドニー交響楽団 2009,11年録音 | EXTON EXCL00087 |
272 | プロコフィエフ | ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 op.26 | p: アシュケナージ プレヴィン指揮 ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団 1974-75年録音 | DECCA 425 570-2 |
273 | プロコフィエフ | ヴァイオリン協奏曲 第1番 ニ長調 op.19 | vn: シャハム プレヴィン指揮 ロンドン交響楽団 1995年録音 | DG 447 758-2 |
274 | プロコフィエフ | ヴァイオリンソナタ 第1番 ヘ短調 op.80 | vn: イブラギモヴァ p: オズボーン 2013年録音 | hyperion CDA67514 |
275 | プロコフィエフ | ピアノソナタ 第7番 「戦争ソナタ」 変ロ長調 op.83 | p: リル 1990年録音 | ASV CDDCA755 |
276 | オネゲル | 交響曲 第3番 「典礼風」 | カラヤン指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 1969年録音 | POCG-2123 |
277 | モンポウ | ひそやかな音楽 | p: ペリアネス 2006年録音 | harmonia mundi HMI987070 |
278 | オルフ | カルミナ・ブラーナ | スラトキン指揮 セントルイス交響楽団 合唱団 少年合唱団 S: マクネアー T: エイラー Br: ハーゲゴール 1992年録音 | RCA 88697840052 |
279 | ヒンデミット | 交響曲「画家マティス」 | ブロムシュテット指揮 サンフランシスコ交響楽団 1987年録音 | POCL-5193 |
280 | ガーシュウィン | ラプソディー・イン・ブルー | デュトワ指揮 モントリオール交響楽団 p: ロルティ 1988年録音 | F00L-20447 |
281 | プーランク | フルートソナタ | fl: ガロワ p: ロジェ 1988年録音 | POCL-5195 |
282 | プーランク | モンパルナス | S: ロット p: ロジェ 1996年録音 | POCL-1805 |
283 | ロドリーゴ | アランフェス協奏曲 | g: イエペス アルヘンタ指揮 スペイン国立管弦楽団 1959年録音 | SEVENSEAS 230E 51002 |
284 | ショスタコーヴィチ | 交響曲 第5番 ニ短調 「革命」 op.47 | ハイティンク指揮 コンセルトヘボウ管弦楽団 1981年録音 | F00L-23077 |
285 | ショスタコーヴィチ | 交響曲 第7番 ハ長調 「レニングラード」 op.60 | ベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団 1974年録音 | EMI 7243 5 73839 2 9 |
286 | ショスタコーヴィチ | 交響曲 第8番 ハ短調 op.65 | ペトレンコ指揮 ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団 2009年録音 | Naxos 8572392 |
287 | ショスタコーヴィチ | 交響曲 第10番 ホ短調 op.93 | ヤンソンス指揮 フィラデルフィア管弦楽団 1994年録音 | TOCE13189 |
288 | ショスタコーヴィチ | ヴァイオリン協奏曲 第1番 イ短調 op.77 | vn: バティアシヴィリ サロネン指揮 バイエルン放送交響楽団 2010年録音 | DG 4779299 |
289 | ショスタコーヴィチ | ピアノ五重奏曲 ト短調 op.57 | p: アシュケナージ フィッツウイリアム弦楽四重奏団 1983年録音 | Chandos CHAN 10064 |
290 | ショスタコーヴィチ | 弦楽四重奏曲 第8番 ハ短調 op.110 | ボロディン弦楽四重奏団 1967-72年録音 | DECCA 411 940-2 |
291 | ショスタコーヴィチ | ヴィオラソナタ op.147 | va: メーニッヒ p: アシュケナージ 2015年録音 | DECCA 4789382 |
292 | ショスタコーヴィチ | 24の前奏曲とフーガ op.87 | p: メルニコフ 2008-09年録音 | harmonia mundiHMC 302019.20 |
293 | メシアン | トゥーランガリラ交響曲 | ナガノ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 p: エマール オンド・マルトノ: キム 2000年録音 | Teldec 8573 82043 2 |
294 | メシアン | 鳥のカタログ | p: ムラロ 1998-2001年録音 | Accord 4812563 |
295 | バーバー | 弦楽のためのアダージョ | イ・ムジチ合奏団 1985年録音 | Philips 32CD-482 |
296 | ブリテン | 戦争レクイエム | ノセダ指揮 ロンドン交響楽団 ロンドン・シンフォニー・コーラス エルサム・カレッジ少年合唱団 S: ツビラク T: ボストリッジ Br: キーンリーサイド 2011年録音 | Lso Live LSO0719 |
297 | ラウタヴァーラ | ピアノ協奏曲 第3番「夢の贈り物」 | p: アシュケナージ アシュケナージ指揮 ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団 1999年録音 | Ondine ODE 950-2 |
298 | ペルト | 鏡の中の鏡 | vn,va: ハドソン vc: クリンガー p: クルーゼ 2006年録音 | BRILLIANT CLASICS BRL9170 |
299 | グラス | 交響曲 第9番 | R.デイヴィス指揮 リンツ・ブルックナー管弦楽団 2012年録音 | Orange Mountain OMM0081 |
300 | ジェフスキー | 不屈の民「変奏曲」 | p: アムラン 1998年録音 | hyperion CDA67077 |