沿線風景(室蘭線・千歳線)

(2017年5月19日) ポップアップ対応で、左クリックにより大画像を示すようになりました。

室蘭線(長万部~東室蘭)

長万部川。室蘭線上り線から下り線橋梁を見る。2018.01.26 静狩駅(室蘭線) 2016.01.15
長万部町の集落、静狩にある駅。木造の味わい深い駅舎が小さな集落に相応しい佇まい。
静狩駅から内浦湾を望む。2016.01.15 静狩の風景。静狩はアイヌ語の「シツカリ(行き止まりの意)」が語源。海岸の平坦な土地が尽き、突如として断崖絶壁が連続する特異な地理。静狩の名をよく示した風景が望める。2016.01.15 豊浦-静狩間の礼文華(れぶんげ)は、海岸に断崖絶壁が続く交通の難所。国道37号線の傾斜を登ると、豊浦町を一望できる。2016.01.15
車内から見る静狩駅。2018.01.26 静狩-小幌間 車窓 2018.01.26 静狩-小幌間 車窓 2018.01.26
小幌駅(室蘭線) 
2018.01.26 日本一の秘境駅として知られる。長万部方面の幌内トンネルと、東室蘭方面の礼文華山トンネルの間にあり、3方を崖に囲まれている。残る南側に海岸に出る小道がある。保線作業と釣り人以外、利用者はほとんどなかったが、近年、この駅を目指す旅人が急増している。駅のある豊浦町が保守費用を負担する形で、駅機能を存続している。
礼文駅(室蘭線) 2018.01.26
集落の名前は、豊浦町礼文華(れぶんげ)。大岸との間に奇岩の綱らる礼文華海岸が延びる。
礼文-大岸間の礼文華海岸。2018.01.26 大岸駅(室蘭線)2018.01.26
豊浦町の同名の集落にある駅。
大岸-豊浦間の車窓。2018.01.26
豊浦駅(室蘭線) 2016.01.15
人口4千人の豊浦町の代表駅。集会所、軽食屋等との複合施設として、立派な外観を持っている。
ちょっと足を伸ばせば洞爺湖。夏の早朝、朝4時前の色。清冽な空気と静寂の中で。2013.06.20 洞爺湖の雪景色。 2016.01.15
洞爺駅(室蘭線) 2018.01.26
人口9,200人の洞爺湖町の代表駅。洞爺観光の玄関口であり、特急もほぼ全車が停車する。かつては当駅を起点として、洞爺湖半まで洞爺湖電気鉄道が延びていた。
有珠駅(室蘭線) 2018.01.26
伊達市内の同名の集落にある駅。
長和駅(室蘭線) 2018.01.26
伊達市の同名の集落にある駅。かつては北海道砂鉄鋼業伊達工場(のちに北菱産業)の専用線があり、B6型蒸気機関車が使用されていて、ファンには有名だった。
伊達紋別駅(室蘭線) 2018.01.27
人口3万5千人の伊達市の代表駅。かつては倶知安駅に向けて胆振線が分岐していた。また道南製糖所(後の北海道糖業)への専用線1.8kmがあった。
車内から伊達紋別駅 2018.01.26 伊達市の北海道糖業㈱道南製糖所内に、かつて製糖所と伊達紋別駅を結んだ専用線で活躍したディーゼル機関車5801号機が保存してある。錆化が進行しているが、その貴重な姿を今なお伝えている。2018.01.27
北海道糖業㈱道南製糖所 2018.01.27 室蘭線から見える伊達の火力発電所。2018.01.26 北舟岡駅(室蘭線) 2018.01.26
絶景駅としても知られる。こちらでも紹介。
北舟岡付近の車窓 2018.01.26 稀府駅(室蘭線) 2018.01.26
伊達市南稀府町にある駅。「まれっぷ」と読む。宅地が広がっており利用者も多い。
黄金駅(室蘭線) 2018.01.26
伊達市南黄金町にある駅。
崎守駅(室蘭線) 2018.01.27
高架橋の上にホームのある駅で、ホームからは崎守埠頭周辺が一望できる。ボーキサイトの堆積場も見ることができる。
崎守駅ホームから本輪西方面を望む。すぐに第一崎守トンネル、その向こうに明かり区間を挟んで第二崎守トンネルがある。2019.08.18 崎守駅から黄金方面を望む。こちらには元室蘭トンネルがあり、崎守駅の「トンネルに挟まれた港を望む橋上駅」という地理的特異性を感じさせる。2019.08.18 崎守駅ホームから見る崎守埠頭。2019.08.18
国道37号線からみた崎守駅。この場所から見ると堀割の中の駅のようにも見える。しかし、駅出入口は、高架橋部分の下にあり、遥かな中空にホームが見える。不思議な立地の駅。2018.11.17 崎守-本輪西間にある陣屋町貨物駅。1970年8月1日までは旅客駅でもあった。当駅から崎守埠頭にかけて室蘭線旧線である陣屋町臨港線が分岐し、臨港線も当駅の構内の扱いとなる(ただし、別に臨港駅の施設は存在する)。2008年3月までは当駅と萩野駅の間でチップの輸送が行われていたが、現在では北海道での使用を終えた車両を崎守埠頭に搬送する際のみ利用されている。その利用時も、たいてい深夜となるため、臨港線を車両が走行するところを見れる人は少ないだろう。
付近には住宅地があり、周辺の交通環境を考慮すると、旅客駅として取り扱いを再開すれば、相応の需要はあるように思われる。2018.11.17
JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所 2018.11.17
JX日鉱日石エネルギー室蘭製油所。1965年に操業を開始したENEOSの国内最北の製油所であり、北海道内の石油流通の拠点。本輪西駅から当駅に引き込まれる専用側線が、敷地内を櫛状に分岐して伸びている。 2018.11.17
本輪西駅(室蘭線) 2018.01.27
JXエネルギー室蘭製造所の専用線をもち、 道内の石油輸送の拠点駅としての役割を果たしてきた。しかし、ナフサやLPGの苗穂駅北ガス側線への輸送が2001年に終了し、札幌貨物ターミナルへの発送を2014年に終了した現在では、発着本数はかなり減少している。貨物集積駅としての役割が小さくなった今は、広いヤードを持て余しているようだ。待合室は改装されている。



陣屋町臨港線

陣屋町臨港線。崎守駅と本輪西駅の間に陣屋町貨物駅(貨物扱2008年まで)があり、そこから構内線扱いで陣屋町臨港まで約1.6kmの側線が延びている。この側線を利用して、学園都市線電化の際、ディーゼル機関車がミャンマーに搬出されるなどした。1968年の線路付け替えまでは室蘭線であった歴史を持つ。貨物線としての利用は少なく、近年では数年に一度、北海道内での役目を終えた列車が、埠頭に留置されるため、この線路を利用する。 参考Map(1980年) 2018.01.27 陣屋町臨港線の終点、崎守埠頭に留置された運用を終えたキハ183。特急オホーツクなどで活躍した。撮影日現在、解体を待っている状態。2018.01.27
崎守埠頭に集積した運用を終えた車輛たち。キハ183の他に、たくさんのホキを見ることが出来る。2018.01.27 北海道新幹線開業のため廃止になった急行「はまなす」を牽いていたブルー塗装のDD51。「はまなす」廃止後、8重連の姿で、崎守埠頭に移動してきた。そのまま留置されている。2018.01.27
陣屋町臨港線の行き着く崎守埠頭(陣屋町臨港駅)に置かれている道内での運用を終了した車両たち。急行はまなすを牽いていたブルーカラーのDD51、特急オホーツク等で運用されたキハ183も連なる。大規模鉄鋼施設の製作を手掛ける楢崎製作所、国際コンテナターミナルで、大規模な貨物取扱のある崎守埠頭と、旅情を誘う風景が広がっている。2018.11.17
崎守埠頭のDD51 2018.11.17 崎守埠頭のキハ183 2018.11.17 陣屋町臨港線の踏切。めったに作動することはない。2018.11.17



室蘭線(室蘭~東室蘭)

噴火湾を囲む美しい火山群。こちらは有珠山。伊達紋別近郊から望む。2014.11.14 室蘭駅(旧駅舎) 左;2014.11.15 右;.2019.08.18
旧駅舎は登録有形文化財に指定され保存されている。かつては旧駅舎からさらに西室蘭駅まで貨物線が伸びていた。
1912年に建設され、現在観光案内所となっている旧室蘭駅の駅舎。駅舎内に貫禄ある旧駅の駅名看板が展示されている。2019.08.18 室蘭駅(室蘭線) 2014.11.15
1997年に、従来の駅から場所を東に1.1km移動させた上で、現行の駅舎が建設された。その分、室蘭線は短くなっている。
室蘭駅で発車を待つ2両編成の普通列車。2018.11.17
室蘭市青少年科学館前で保存されているD51560。訪問時は付近が工事中だった。左;2018.11.17 右;2019.08.18 室蘭-母恋間にある仏坂隧道。並行する廃隧道は、上り線下り線を別の隧道で運用していた時代のもの。現在は、一つの隧道で複線運用が行われている。2018.11.17
室蘭西埠頭に伸びる日本製鋼所室蘭製作所専用線。1912年に運用を開始し、使用長は10.5km。敷地に立ち入ることはできないが、茶津町と入江運動公園の間付近から、この風景を見ることが出来る。2018.11.17
日本製鋼所室蘭製作所の施設である瑞泉鍛刀所。美しい庭園を持つ。現在も鍛刀が行われている。2018.11.17 1911年時、皇太子が日本製鋼所室蘭製作所を視察する際の宿泊所として建設された瑞泉閣の一号役宅。2018.11.17
2015年3月31日をもって閉校となった絵鞆小学校。非対称な2棟の円形校舎(1958,60年建築)が有名だった。閉校後もしばらくその姿をとどめていたが、維持保存費用がネックとなり解体の方針となった。解体前の訪問。2019.08.18 陣屋町と絵鞆半島先端の市街地を結ぶ白鳥大橋は1998年開通。東日本最大の吊り橋として、室蘭市のシンボルになっている。2019.08.18
母恋駅(室蘭線) 左;2014.11.15 中・右;2018.11.17
工業都市室蘭の市街地にある。景勝地チキウ岬の最寄の駅だが、チキウ岬展望台までは、急な傾斜を登っていく必要がある。しかし、傾斜地に密集する住宅地と、傾斜を登るにつれて広がる測量山、日本製鋼所工場、白鳥大橋の眺めは素晴らしい。
鐵原コークス(テツゲン)の敷地内には、同作業所で入替に使用されていた蒸気機関車S-205が静態保存されている。なお、僚機S-304は、幌内駅跡に建設された三笠鉄道村において動態保存されている。2018.11.17  絵鞆岬の風景。天然の良港である室蘭港から外洋への出口となるところ。写真右奥に見えるのが大黒島、左手前に見えるのが恵比須島。2019.08.18 室蘭市街の裏手(絵鞆半島外海岸)には断崖の海岸が続く。こちらは名勝ピリカノカ(ハルカラモイ)の風景。
絵鞆半島外海岸にあるローソク岩。2019.08.18 絵鞆半島外海岸、両側を断崖に挟まれるようにしてある追直(おいなおし)漁港。 14kmにおよぶ断崖海岸の太平洋側南端に位置するチキウ岬(地球岬)。2019.08.18
母恋駅から2.5kmのチキウ岬。地球が丸いことを実感できるほどの眺望が広がると形容される。2014.11.15  室蘭市の傾斜地にある住宅地の裏には、トッカリショの景観が展開する。2014.11.15 トッカリショ岬。室蘭市街すぐ裏手の断崖のつらなる海岸は壮観。2018.11.17
トッカリショの風景。凝灰岩質の断崖が続く圧倒的な風景。2019.08.18 トッカリショの風景で印象的なのは、断崖絶壁の風景とともに、その尾根に張り付くように続く道道919号中央東線と、市街地に下る急斜面に造成された住宅地の風景であろう。2019.08.18
新日鐵重金室蘭製鉄所の横を進む室蘭線のディゼルカー。 2014.11.15 新日鐵住金室蘭製作所 左;2018.11.17 右;2019.08.18
道道919号中央東線は、室蘭市街のある絵鞆半島の断崖海岸に沿って急峻な地形を縫うように進む。付近にはチキウ岬、トッカリショ展望台をはじめとする景勝地が連なるほか、この道から内陸側を望むと、室蘭の重工業地帯、室蘭港、白鳥大橋といった壮大な展望が広がることになる。断崖から市街に向けて下っていく急な坂道に造成された住宅地、その先に広がる巨大工場の群れを見渡す。2018.11.17
道道919号中央東線は、絶景道路である。海側には凝灰岩質の断崖絶壁、内陸側には斜面に展開する住宅地、その先に密集する巨大工場地帯が一望される。2019.08.18
母恋-御崎間車窓。工業地帯と線路の間には鉄道林があるが、その合間からしばしば工場地帯特有の建築物たちが姿を見せる。2018.11.17 御崎駅(室蘭線) 中;2014.11.15 右;2018.11.17
駅構内で日本製鋼所室蘭製作所専用線が接する。かつては構内に貨物用側線が多く敷かれていた。
輪西駅(室蘭線) 2018.11.17
北海道炭礦鉄道室蘭駅として開業した歴史を持つ。1928年の国鉄化以前から、その名称は輪西駅となっている。付近は工業地帯。
最近は工場が鑑賞美の対象として注目を集める。室蘭市の夜景を彩るJX日鉱日石エネルギーの室蘭製油所。後方に白鳥大橋。2014.11.14 鷲別機関区輪西派出と新日鐵住金室蘭製作所。東室蘭駅の西側にJR貨物の貨車の検修施設して輪西派出がある。2018.11.17
室蘭線の車内から見るJR貨物の鷲別機関区輪西派出。東室蘭駅と輪西駅の間に大きな敷地を持っている。2018.11.17 東室蘭を輪西に向けて出発すると、すぐ進行方向右手に線路が分岐していく。外側は本輪西へ続く室蘭線、手前側はJR貨物の鷲別機関区輪西派出への専用線で、さらに新日鐵住金室蘭製鉄所専用線へと繋がっている。室蘭を象徴する風景の一つ。2018.11.17
東室蘭駅(室蘭線) 2018.01.26
室蘭駅への支線が分岐する。室蘭市の代表駅は室蘭駅だが、利用者数は東室蘭駅の方が多い。橋上駅構造となっていて、西口と東口を繋ぐ連絡通路の役割も持っている。



室蘭線(東室蘭~苫小牧)

東室蘭駅と鷲別駅の間に展開する東室蘭貨物駅は、「東室蘭操車場」の名で呼ばれる。道内各地と本州を結ぶ貨物列車のすべてが停車し、多くが着発線荷役を中心とした作業を行っている。工業都市室蘭に相応しい巨大施設。2018.11.17 鷲別駅(室蘭線) 2018.11.17
登別市鷲別にある駅。登別市の人口集中地区にあり、利用者も多い。JR貨物の鷲別機関区が構内にあり、2011年には76両のディーゼル機関車を配していたが、2014年にその機能を五稜郭と苗穂に移した。駅ホームからは東室蘭操車場の作業風景を見ることもできる。
鷲別駅 2018.11.17 鷲別-幌別間車窓。胆振幌別川を渡る。2018.11.17 幌別駅(室蘭線) 2018.11.17
人口4万9千人の登別市の中心にある駅。登別市役所も幌別駅前にある。1907年から1954年まで当駅を起点とする幌別鉱山軌道が運用されていた。
富浦駅(室蘭線) 2018.11.17
登別市富浦町にある駅。富浦は蘭法華岬の付け根にあり、東と北を海蝕台が囲む地形。
富浦-登別間車窓。太平洋岸を走る。2018.11.17
登別駅(室蘭線) 2018.11.17
登別市登別港町にある駅。登別市の中心地は幌別駅周辺であるが、日本を代表する温泉である登別温泉に至近の当駅が、自治体代表駅としてその名を持つこととなった。1915年から1933年までは、登別温泉まで登別温泉軌道が敷かれ、蒸気機関車、そして路面電車が発着していた。観光客が多く利用する。
登別付近は観光施設が並ぶ。マリンパークは充実した水族館。2013.12.29 虎杖浜駅(室蘭線) 2018.11.17
白老町字虎杖浜にある駅。虎杖浜はタラコの名産地であるとともに、登別のとなりで目立たないが、良質な温泉地でもある。
虎杖浜付近、アロヨ海岸の日暮れ。虎杖浜温泉に投宿した際に寄ってみた。
2013.12.28
竹浦駅(室蘭線)2018.11.17
白老町字竹浦にある駅。1918年から1921年まで、当駅を起点とする敷生鉱山専用線が運用され、北海道製鐵輪西製鉄所(現;新日鐵住金室蘭製鐵所)まで鉄鉱石を運送していた。当該線はその後も砂利線等として1950年頃まで運用された。
北吉原駅(室蘭線)2013.12.28
大昭和製紙工場に隣接。北吉原の駅名は、同じ製紙工場のあった旧吉原市にちなんだ。道内最初の橋上駅で、ユニークなデザイン。
北吉原駅、夜の風景。2018.11.17 北吉原駅に隣接する巨大な製紙工場
2013.12.28
北吉原駅前から室蘭線越しに見る日本製紙工場の夜景。2018.11.17 萩野駅(室蘭線) 2018.11.17
白老町字萩野にある駅。かつては大昭和製紙(現:日本製紙)白老工場の専用線を有していて、2008年まで陣屋町から搬送されるチップの受け入れを行っていた。
萩野駅 2018.11.17 白老駅(室蘭線) 2013.12.28
瀟洒なデザインが印象的。近くにアイヌ民族博物館、ポロトコタンがある。
白老のポロトコタン。最近はアイヌ民族博物館を訪問する外国のツアーが増えている。2013.12.27
白老駅前のポロト公園で静態保存されているD51333
2015.07.18
苫小牧市の樽前ガロー。ガローは「両側が絶壁となっているところ」の意味。1667年の樽前山の噴火で噴出した火砕流堆積物が浸食され、60種類ものコケで緑に彩られる。崖はかなりの高さがある。2015.07.18
社台駅(室蘭線) 2016.05.28
社台の地名は競走馬のファームによって全国区となっているが、駅は小さな集落の中にある、駅正面の道の先には、太平洋が広がっている。
錦岡駅(室蘭線) 2016.05.28
付近は苫小牧市の新しい住宅地が広がっていて、利用者も多い。
社台付近から見る樽前山。中央の溶岩ドームは、付近一帯のシンボルとも言える。2016.05.28 樽前山(標高1,041m)は登山口から1時間程度で登頂出来る。土日は家族連れも多い。樽前山の溶岩台地に広がる原生林、山頂付近の外輪山の荒涼たる風景、支笏湖、太平洋、羊蹄山の織り成すダイナミックな景色が比較的お手軽に楽しめてしまう。ただし、活火山のため関連情報には注意が必要。 2016.05.28
糸井駅(室蘭線) 2016.05.28
苫小牧市の住宅地の中にあり、利用者も多い。この駅を始発、終着とする普通列車も運行されている。
青葉駅(室蘭線) 2016.05.28
苫小牧市の人口増加に合わせて開設された駅。付近にはマンションなども建つ。
王子製紙苫小牧工場。苫小牧駅から、1909年敷設という歴史ある専用線が敷かれている。町の中心部に立地しており、高い煙突は苫小牧のランドマークとも言える。天候・風向きによっては、付近は製紙工場特有のにおいが漂う。2016.03.11
王子製紙苫小牧工場。2018.12.24 王子製紙苫小牧工場引込線の東北門踏切。2018.12.24 室蘭線から分岐して王子製紙苫小牧工場へ向かう専用引込線。2018.12.24
苫小牧駅(室蘭線)2016.03.11
人口17万人の苫小牧市の代表駅。1982年竣工の駅舎。2面4線のホームに室蘭線、千歳線、日高線の列車が発着するターミナル駅でもある。かつては王子軽便鉄道も、この駅から支笏湖畔に向けて線路を伸ばしていた。樽前山の良く見える駅でもある。
苫小牧駅南側には、ダイエーを引き継いだ商業施設「苫小牧駅前プラザエガオ」があり、駅との間には1990年に建設された全長65.7mの空中通路があった。しかし、商業施設は2014年8月で閉店。その後も再利用の目途がつかないため、2018年12月に空中通路は撤去されることとなった。写真は空中通路の橋脚のみが残った2018年12月の様子。2018.12.24
苫小牧駅正面、王子製紙苫小牧工場の正門に通じる道との交差点にあるアカシア公園には、かつて苫小牧と支笏湖畔を結んでいた王子軽便鉄道の4号蒸気機関車が客車1両を牽く形で静態保存されている。訪問時は改修工事中であった。2016.05.28
改修工事終了後の再訪問。アカシア公園内の王子軽便鉄道保存車両。2018.12.24
苫小牧科学センターでは、C11133が屋外に静態展示されている。留萌線、深名線、釧網線を中心に活躍した。綺麗に磨き上げられており、保存状態は良好。2020.03.21
苫小牧-沼ノ端間にある苫小牧貨物駅の駅舎。室蘭線と並走する日高線の車内から撮影。2018.12.24 広大な苫小牧貨物駅。いくつものコンテナが積み置かれる。2018.12.24 苫小牧貨物駅付近では、かつて苫小牧港開発株式会社線(1968-2001)が、中野貨物駅から、室蘭線をいったん南から北に跨いで北側から室蘭線に合流していた立体交差の橋台が残っているのを見ることができる。日高線の車内から撮影。
参考Map(1972年) 2018.12.24


室蘭線(苫小牧~岩見沢)

苫小牧貨物駅。苫小牧ー沼ノ端間の車窓南側に1.5kmに渡って展開する。2016.03.11 沼ノ端駅(室蘭線)左;2016.03.11 右;2020.03.22
室蘭線と千歳線の分岐駅。近年トヨタ自動車関連の工場が増えたことから、付近は急激に開発され、駅の両側に新しい住宅が立ち並んでいる。特急「すずらん」も停車するようになった。駅舎は2007年築の新しいもの。
沼ノ端駅。ガラス張りの駅舎が近代的な雰囲気を漂わせる。駅前にはロータリーも整備されている。駅正面の道をまっすぐ進むと日高線の勇払駅に至る。2020.03.22 遠浅駅(室蘭線)2016.03.11
安平町内の駅。比較的まとまった集落の中にある。
遠浅駅。複線非電化の線路が空の下を伸びている。2020.03.21 早来駅(室蘭線)2016.03.11
実質的に安平町の代表駅。かつてはこの駅から早来軌道が分岐し、厚真方面に線路が延びていた。
安平駅(室蘭線)2016.03.11
安平町内の駅。町名の安平は追分町と早来駅の合併により命名された。そのため、町名を名乗る駅だが、駅前の集落は両側の早来、追分の方がずっと大きい。
追分駅(室蘭線)2016.03.11
北海道の鉄道交通網において常に重要な役割を果たしてきた駅。蒸気機関車終焉の地でもある。機能が縮小された現在も駅の規模は大きく、特急列車や貨物列車などが行き交う。
追分駅を通過する貨物列車。旭川方面と道南・本州を結ぶ貨物列車は、沼ノ端-岩見沢間は室蘭線を通る。2016.03.11
追分駅に停車する特急列車。この日は千歳線で倒木があり、追分駅で長時間停車となった。2020.03.21 追分駅の東の外れ、住宅街の中に伸びる線路の先に車庫が並ぶ。駅舎と車庫の間に広がる広大なヤードが、この駅が果たしてきた交通の要害としての歴史を物語る。2020.03.21 追分駅前にはD51465の動輪が展示してある。2020.03.21
2019年4月19日にオープンした道の駅「あびらD51ステーション」は、鉄道に所縁の深い追分町(合併して、安平町)にあり、鉄道資料館としての機能をあわせもつ施設。D51320は、鉄道終焉の地となった追分で、当時の国鉄職員が自費で大切に保存管理していたもの。キハ183-241は2018年まで特急オホーツクとして活躍していた車両。廃車後解体の予定だったものを、クラウドファンディングにより当該地にて保存されることとなった。毎月第2第4日曜日に、D51の屋外展示と、キハ183の内部見学(無料)が催されている(訪問時)。ただし、屋外展示日であっても、雨天の場合は、蒸気機関車は車庫内に置かれ、道の駅側からガラス越しの屋内展示となるとのこと。いずれも保存状態はきわめて良好。2020.08.09
D51の車庫への出し入れに使用されているスイッチャー。協三工業で1969年に製造されたもの。10t貨車用。06-28-01-028。2020.08.09 車掌車 ヨ3500 と 有蓋車貨車 ワム80000(3両)も併せて展示してあり、内部の見学も可能。2020.08.09 「あびらD51ステーション」の機関庫。D51320は通常このスペースで保存されている。様々な保存車両のうちでも、特に好ましい環境で保存が行われている。2020.08.09
無雪期に、月2回の頻度で開催されているキハ183の内部公開。キハ183の窓から、隣に並ぶD51320の車体をながめることができる。キハ183の先頭部分も見学可能。2020.08.09 あびらD51ステーション内で、追分駅と周辺の鉄道史に関する写真、設備等が展示されている。関連グッズも販売されている。2020.08.09
2019年4月19日にオープンした道の駅あびらD51ステーションは、鉄道ファンには楽しい展示が多い。訪問時はD51展示スペースの開放前だったが、追分機関区の模型などが目を楽しませる。2020.03.21 古山駅(室蘭線) 2014.04.26
のどかな田園地帯であるが、目の前の国道は交通量が多い。
由仁駅(室蘭線) 2014.04.26
2006年に公共施設と共用の駅舎に建て替わった。
重厚なトラスが印象的な室蘭線の夕張川橋梁。由仁-栗山間にある。2020.03.21
栗山駅の南側では、かつて室蘭線を跨いでいた夕張鉄道の跨線橋の橋台跡が残る。参考Map(1960年) 2020.03.21 栗山駅(室蘭線) 左;2014.08.10 右;2020.03.22
人口1万3千人の栗山町の代表駅。かつては夕張鉄道との接続駅であった。駅前には広いロータリーが整備されている。
かつて夕張鉄道が通じていた長沼町内の長沼公園では、夕張鉄道の25号機(旧国鉄49694)が静態保存の上、展示されている。信号機もある。冬期間はシートできちんとガードされており、保存状態は良好。2020.08.09
栗山公園では、かつて夕張鉄道で活躍した21号機が静態保存の上、展示されている。2020.03.21 栗山駅の西には小林酒造がある。オススメは「北斗随想」 2013.08.03
栗丘駅(室蘭線) 2020.08.15
岩見沢市の同名の集落にある駅。かつては複線区間にあったが、1990年のトンネル崩落ののち、復旧は行われず、栗山-栗丘間の複線運用はそのまま終了した。現在は一面のホームにより運用しているが、対面ホームにわたる跨線橋は、封印された状態で残されている。草生した対抗ホーム、その下の線路も敷かれたままとなっている。
栗沢駅(室蘭線) 2020.08.15
かつては栗沢町の代表駅。現在、栗沢町は岩見沢市に併合されている。現状は1面1線であるが、以前は単式ホーム・島式ホーム複合型2面3線の交換可能な駅だった。跨線橋は対面ホームへの昇降口がふさがれた状態で、駅施設を跨ぐ歩道橋として機能を残されている。
栗沢駅前にある「日の出交通」。貫禄ある事務所。2020.08.15
岩見沢市郊外のレストラン「大地のテラス」では、日本初の量産近郊形交流電車として1967年に誕生し、2015年に運用を終了した711系電車が、クラウドファンディングにより集まった資金により保存されている。畑の中の電車は、なかなか雰囲気が良い。ちなみに「大地のテラス」のシュラスコはなかなか美味でオススメ。2020.08.15
志文駅(室蘭線) 2020.08.15
岩見沢市内の同名の集落にある駅。かつては万字線(1914-1985)の分岐駅であった。万字線があったころは2面4線、現在は2面2線。現駅舎は、かつて線路があったところに建てられている。



千歳線


沼ノ端と植苗の間にあるウトナイ湖は、周辺の美々川と勇払川の水域が形成する低湿地地帯であり、多くの水鳥、水生植物を見ることが出来る。渡り鳥が多く飛来し、一年を通して様々な野鳥の姿を見ることが出来る。2018.12.08 植苗駅(千歳線) 2015.07.18
苫小牧市植苗にある駅。主要道路からやや離れた小さな集落の中にある静かな駅。
植苗駅 2015.07.18 植苗駅の構内にはかわいい蒸気機関車の模型が展示されていた。模型には「C57135」の銘が書いてあった。2015.07.18 美々駅(千歳線) 2016.05.28
千歳線でもっとも利用者の少ない駅で、林の中にあり、集落からも少し離れている。近くには美々川の清流や、美々貝塚がある。
支笏湖。千歳市内にあるカルデラ湖。周囲を火山に囲まれた美しい湖。かつてこの湖の東岸まで苫小牧から王子軽便鉄道(1908-1951)が通じていた。また、かつて西岸の美笛川上流の千歳鉱山では金などを産出していて、軌道で湖岸まで搬出されたのち、支笏湖を船運で横断し、王子軽便鉄道に引き継がれていた。写真で見えるのは、溶岩ドームが特徴的な樽前山(1,041m)と風不死岳(1,102m)。左:2015.06.26 中:2016.01.03 右;2018.12.08 
南千歳駅(千歳線) 2016.03.11
かつての千歳空港駅。1992年の空港移転にともない、新千歳空港駅が新設され、当駅は南千歳駅となった。かつて空港まで直通していた通路は、撤去されている。道東を結ぶ石勝線が分岐していることもあり、交通上の機能は重要。付近には大型ショッピングモールもある。
千歳駅(千歳線) 2016.03.11
人口9万5千人の千歳市の代表駅。千歳市付近は1980年に早くも高架化がなされている。この年は千歳線が電化され、千歳空港駅が開業した年でもある。翌年には石勝線が開通し、空港の便と併せて、一気に北海道の交通の要の町となった。
長都駅(千歳線) 2018.12.08
千歳市上長都駅にある駅。駅の目の前にキリンビール園と工場があるので、隣駅(サッポロビール庭園駅)にちなんで、キリンビール庭園駅と呼びたくなる。
長都駅、上り線ホームの待合室 2018.12.08 長都駅に近い千歳市内のキリンビール園内で、D511052が静態保存されている。1972年8月、管理人の父がこの蒸気機関車に添乗しており、その模様は千歳線で紹介している。2015.07.18
千歳市キリンビール園のD511052。後方の炭水車側から。2015.07.18 サッポロビール庭園駅(千歳線) 2018.12.08
恵庭市戸磯にある駅。1990年7月1日開業。付近は恵庭市の工業地域。
恵庭駅(千歳線) 2018.12.08
人口7万人の恵庭市の代表駅。1986年に橋上駅化、2015年には空中歩廊が整備された。1927年から1955年まで当駅を起点とする恵庭森林鉄道が運用されていた。周辺の人口増加に伴って、2002年からは快速「エアポート」も停車するようになった。
恵み野駅(千歳線) 2018.12.08
恵庭市恵み野西にある駅。1982年3月1日開業で、いかにも当時のニュータウンらしい駅名。周囲には計画的な街並みが広がっている。
島松駅(千歳線) 2018.12.08
恵庭市島松にある駅。1960年代から70年代にかけて、当駅から自衛隊北海道地区補給まで専用線があり、石油の搬送が行われていた。
北広島駅(千歳線) 2018.12.08
人口6万人の北広島市の代表駅。札幌のベッドタウンであり、1日平均8千人以上が乗車利用する。写真は、駅を含む複合建築物の正面で、駅の表記は複合建築物の広い高架通路中にある。
北広島駅を含む複合建築物は、エルフィンパークの名が付けられている。内部は開放的な空間が広がる。ちなみに北広島市内にある旧千歳線の線形を利用したサイクリングロードは、「エルフィンロード」と名付けられている。2018.12.08  上野幌駅(千歳線) 2018.12.08
札幌市厚別区にある駅だが、北広島市との市境がすぐ近くにあるという特異な立地性のため、周辺開発が進まなかった。駅前には大きな契約駐車場が広がっている。