リラックマとの旅2019 トップへ戻る  リラックマとの旅2021


リラックマとの旅 2020

 
 2020年は、私たちにとって、1年を費やした大きな目的がありました。2020年の1月8日に下記の内容のアナウンスがありました。
  ・エジプトのライデン国立古代博物館所蔵品展を、2年かけて日本国内の各所で開催します。
  ・この展示会とリラックマがコラボします。
  ・ネットで限定先行チケット(割高)を発売します。
  ・上記チケットの方には、来場の際、『エジプト古代神、メジェド』をあしらったリラックマをプレゼント。
 私たちは、この報に胸をときめかし、6月に開催予定であった札幌会場のチケット発売を準備万端で待ったのですが・・。あろうことか、例のコロナのあおりで3月初めの時点で「札幌開催は中止」となってしまったのです。
 しかし、3月の時点で、9月から開催する愛知の展示については、チケットの発売を行うとのこと。リラックマ付きチケットは、即完売することが見込まれたため、私は、3月の時点で、後先考えずにこれを購入したのでした。そして秋の愛知訪問の機会を待ったのです。
 その後、コロナ禍とはなったのではありますが、夏過ぎにはGo To トラベル事業も開催されるようになり、私たちも、これを利用して、愛知を訪問することとなりました。この愛知、南紀訪問が10,11月のこと。コロナ禍で5月の連休は旅行を取りやめたのですが、2月の阿寒、7月の十勝岳登山、9月の大雪山、10月のニセコと写真をご紹介しましょう。
 
 2020年2月17日。阿寒摩周国立公園内の眺望所、双岳台からの景色です。雪晴れの素晴らしい天気でした。針葉樹の森の向こうに聳えるのは雄阿寒岳です。キタキツネコスチュームがさまになっていますね。  2020年2月17日。この日はJR釧網本線で摩周駅と中斜里駅を往復してから、摩周湖を訪問しました。前回訪問時のような摩周ブルーとは行かなかったのですが、たいへん幻想的な景色を見ることが出来ました。

 2020年7月25日。昨年天候が悪く断念した十勝岳登山に再挑戦しました。とはいえ、この日も曇天ではありましたが。登山にはちょうどいい気温ではありました。火山ならではの荒々しい山肌が豪快な景色です。

 2020年7月25日。十勝岳の登山道にて。曇天ではありますが、やはり山とクマの相性はバッチリですね。生き生きしている。  2020年7月25日。十勝岳(2,077m)山頂。あいにくの曇天ではありましたが、無事登頂を果たしました。リラックマさんも達成感に浸っているようです。

 2020年7月26日。前日は「どうみん割」を利用して、十勝岳温泉で1泊しました。この日は中富良野町のお気に入りのレストラン「シェーブル」でランチ。冷製スープとリラックマです。  2020年7月26日。シーズンまっさかりの富良野でしたが、この年は、コロナ禍で、外国からの旅行者の姿がなく、観光施設もガラガラといった塩梅でした。せめてリラックマが来たよ。

 2020年8月15日。保存されている711系電車目当てに、岩見沢市のシュラスコ・レストラン「大地のテラス」にランチに行きました。今回からお着換えコリラックマも参加。意気揚々とやってきたのですが、711系電車は、かなり痛みが進んでいて、痛々しい姿でした。シュラスコは美味しかったけれど、これでは・・・。
 レストラン近くの施設で、補修費の寄付を募っていたので、少額ながら協力させていただきました。

 2020年8月15日。岩見沢市のシュラスコ・レストラン「大地のテラス」にて。711系電車ですが、これだけ傷んでしまうと、「赤電」の愛称がさびしく感じてしまいますね。ちなみに、訪問時、反対側はきれいな赤でした。反対側だけ修復したのか、日当たり等の関係なのか、わかりませんが。  2020年9月20日。層雲峡を起点に、黒岳(1,984m)と北鎮岳(2,244m)に登りました。写真は黒岳と御鉢平の中間にある雲の平と呼ばれるエリア。高層植物群が秋の色に染まって美しい。リラックマとコリラックマの背後の彼方に見えているのは、烏帽子岳(2,072m)です。

 2020年9月20日。北鎮岳登山の際、御鉢平展望台付近の風景です。写真の後方に広がる大きなカルデラは、約3万年前に噴火があったと言われるところ。大雪山の中心にあって、付近を山々が囲むという壮大な景色を作っています。カルデラの中心付近では有毒温泉がわき出しているそうです。もちろん、立ち入ることは出来ませんが。
 リラックマ、コリラックマもお鉢平で記念写真。ただ右写真のコリラックマは、登山疲れか、やや俯いてます。

 2020年10月4日。Go To トラベルを利用して、ニセコで一泊し、翌日、目国内岳(1,220m)に登りました。この写真は目国内岳斜面から、東を向いて写していますが、後方に、ニセコアンヌプリや羊蹄山が一列に並んで、曇天ながら、なかなかいいショットになったと思います。  2020年10月4日。新見峠から目国内岳への登山道で、途中にある前目国内岳(980m)の山頂での写真です。ちょうどいい感じで、案内版に乗っています。後方には岩内湾が見えています。

 2020年10月31日。上述の通り、ライデン国立古代博物館所蔵品展は、札幌開催がコロナ禍で中止となったため、私たちは、Go To トラベルを利用し、愛知開催に赴くことになりました。新千歳空港発中部国際空港行、8:50発JAL3100便に乗り込み、メジェド様ふうリラックマさんに会いに行くリラックマ。こころもち緊張気味でしょうか。  2020年10月31日。名古屋市に入り、栄でさっそくひつまぶし。ちなみに「いば昇」というお店です。この後、会場である愛知県立美術館に向かいました。

 2020年11月1日。前日、愛知県立美術館で、ライデン国立古代博物館所蔵品展を見学。暗めの照明の雰囲気の中、エジプト史にかかわる発掘品が様々に展示されていて、古代エジプトの王朝史、テーベ、ナイル三角州を含めたその歴史の長大さにあらためて感服しました。
 そして、夫婦二人で、しっかりメジェド様ふうリラックマのゲットに成功したのでした。この写真は翌日です。特急南紀1号で熊野に向かうことにしました。日本の霊場に向かうエジプト神。ちなみに南紀1号に乗車するのは、2015年以来5年ぶり。紀勢本線のダイヤは、5年前から驚くほど変わっていませんでしたが、かつて4両編成だった南紀1号は、2両編成になっていました。
 2020年11月1日。この日、熊野市駅で特急から普通列車に乗り換え、波田須という小さな駅で降りました。列車でもぶらり旅が好きな管理人にとって、波田須駅も、地形図を見て、降りてみたい駅の一つでした。
 波田須は徐福が到来した場所とも言われています。徐福は、古代中国の秦国の方士で、始皇帝に「東方の地に不老長寿の妙薬あり」と進言し、紀元前210年代に複数回、海を越えて探索に赴いたことが史紀に記されています。数千人規模の遠征であり、それによって、秦の文明が東方に敷衍しただけでなく、徐福の一行は、古代日本における大陸渡来人の祖の一つという説もあります。とはいえ、伝説伝承の域を出ないところも多くあります。
 そんな由来のある波田須の海岸を見つめる古代エジプト神ふたり。。。。ってコリラックマさんも、メジェド様ふうですね!実は、メジェド様ふうリラックマは前売り券のオプションですが、メジェド様ふうコリラックマはミュージアムショップで合流したのです。  波田須の海になにを思うのか、古代エジプト神。

 2020年11月1日。波田須を散策し、徐福の宮を見学した後、これまた5年振りに熊野古道を歩きました。いざ、クマの古道。大吹峠にての一コマです。  2020年11月1日。大吹峠を越えたあと、熊野の景勝地、鬼が城を訪問しました。海蝕洞が隆起したとされる独特の地形につけられた遊歩道は迫力満点でした。

 2020年11月2日。JR紀勢本線阿田和駅近くの海岸で集合写真を撮ろうということとなり、札幌出発組と愛知合流組が一同に会しました。この旅行を記念する1枚となりました。ちなみに、このしばらく後に、激しい雨に見舞われましたが、各員、避難して無事でした。  2020年11月3日。中部国際空港にて。帰りのフライトを待つリラックマ。この旅ではメジェド様ふうリラックマを仲間に加えることが出来て、一同満足です。上述の通り、ライデン国立古代博物館所蔵品展の札幌開催は中止となってしまったので、津軽海峡を越えたメジェドさま風リラックマは、そんなに多くないのではないかな?愛知まで足を延ばした甲斐がありました。